GKに足を運んでキャッチしてもらうために
こんにちは、Atsuyaです。
本日はGKに足を運んでキャッチしてもらうためにというテーマでnoteを書いていきたいと思います。
僕のnoteではゴールキーパーに関する個人的な意見をどんどん発信していきたいと思います。
先日以下のようなツイートをしました
【GKトレーニングのオーガナイズについて】
GKのキャッチングのトレーニングの際に、
GKコーチの狙いとして、「ステップを踏んでキャッチしてほしい」というのがあったとする。
その場合、僕はミニゴール(フットサルゴール)を背後においてシュートストップのトレーニングを行う。
そうすることでGKは自然と足を運ぶことを「体で覚える」
こちらが「足を運んでボールをキャッチしよう!」と言わなくても。
もちろん、ボールスピードや距離感に気を付けないとコラプシングやフットセーブ、ボールを弾くプレーが増えてしまいます。
僕自身もGKコーチをやっていて、目の前のゴールキーパーに
「〇〇のようにプレーしてほしいなぁ」と思う事は多々あります。
しかし僕自身も選手をやっているので、
例えば、
「このようにダイビングして!」
「こうやってハイボールをキャッチするんだよ!」
と言われたところでそれ通りにできません。
もちろん何回かトレーニングすればできるようになりますが、
「これをやって!」と言われてできるようにはなりません。
そして、週末にあるゴールキーパーの指導を見ていて時に感じたことがありました。
「足を運んでキャッチするんだよ!」とGKコーチが言っていたのですが、選手はあまりできていませんでした。
そして、ボールけられる前に足を運んでいたので実際の試合では起こり得ないことをトレーニングしてたように見えました。
もちろん、ゴールキーパーのトレーニングに正解は無いので、間違ってるとは言えませんが、僕だったらこうするなと言う事を思って今回ノートに書いていきたいと思います。
トレーニングをうまく設定しよう
最初はトレーニングをうまく設定しようと言うテーマで書いていきたいと思います。
GKコーチをやっていると少なからずゴールキーパーに対して何を習得してほしいかの「ねらい」があります。
今回の場合は足を運んで正面でボールをキャッチすると言うのが「ねらい」です。
しかしそれだけでは不十分です。
なぜ足を運んでキャッチしなければいけないのか?ということを明確にしなければなりません。
基本的にゴールキーパーは横になってキャッチしようとするとミスが多くなります。
なので可能な限り体はボールに対して正対した状態で状態でプレーすることで「安全、確実」にボールをキャッチすることができます。
なので安易に横になったりしないことが大切です。
そして、横にならないためには足何歩分ならステップを運べるのか?ということを意識しなければなりません。
基本的には足に二歩分がゴールキーパーが体の正面でキャッチできる範囲です。
ゴールキーパーをやったことがある人なら分かると思いますがサイドステップを3歩踏んでキャッチする場面もありません。
基本的には二歩ぐらいです。
このようにゴールキーパー対する「ねらい」を明確にし、技術を細分化することでどのようなトレーニング人なのかを考えることができます。
反復練習も大切だけどリアルシチュエーションもトレーニングも大切
「よし、実際の試合では二歩分ぐらいしかステップを踏まないので、二歩ステップを踏んで正面キャッチ、二歩進んで正面キャッチをたくさんやろう!」
と考えるのも良いと思いますが、やはりサッカーの試合中どんなシチュエーションになるかわからないスポーツです。
なので、ゴールキーパーのトレーニングでも可能な限りシチュエーションを交えたトレーニングをすることが大切です。
なので、ツイートで示した通り足を運んでキャッチングして欲しい場合は、後ろにフットサルゴール(ミニゴール)を置いてシュートストップのトレーニングを行います。
フットサルゴールの大きさは横幅3メートルです。
なので、ゴールキーパーがローリングダウンをしてしまうとゴールの幅を超えてしまいます。
そのため基本的にはローリングダウンなしでステップだけでボールをキャッチすることができます。
ちなみにフットサルボールの高さは2メートルです。なので小学生でも同じようなトレーニングができると思います。
5.6年生くらいであれば、上のボールもしっかりとキャッチできると思います。
具体的なトレーニング
上記のようにトレーニングを設定します。
ルール
ゴールキーパーがシュート5回
シートを打つ際は、必ずボールを動かす
シュートを決めることができたら1点
シュートをキャッチすることができたら1点
上記のようなルールを行うことで、足を運んでキャッチングするトレーニングをすることができます。
間にこぼれ球を入れる選手を入れても良い
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は、GKに足を運んでキャッチしてもらうためにというテーマでnoteを書いていきました。
GKコーチが選手に〇〇をやってと言うのはとても簡単です。指導者じゃなくてもできます。保護者でもできます。
しかし、指導者は選手ができるようにするために、コーチングだけではなくトレーニングのオーガナイズをうまく設定する必要があります。
僕自身も言葉かけだけではなくうまく選手たちに技術を習得してもらえるようにトレーニングの構造を考えていきたいと思います。
以下のブログでもトレーニングの作成方法について解説しているのでぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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