ゴールキーパーの「キック力」は武器になる
こんにちは、Atsuyaです。本日は、ゴールキーパーの「キック力」は武器になるというテーマでnoteを書いていきたいと思います。
僕のnoteでは、ゴールキーパーに関する個人的な考え方を書いています。
先日以下のようなツイートしました👇
こちらがその試合のハイライトです👇
ゴールキーパーが得点をとってしまう事は凄いですよね。
ゴールキーパーをやったことある選手ならば、いちどはやってみたいプレーの1つでありますよね。
僕も小学生の時に、強い風が吹いていてパントキックでゴールを決めた事はあります。
やっぱり得点を取ると嬉しいですよね。
少し話を脱線してしまいましたが、上記の動画のようにゴールキーパーのキック力があるだけで状況を打開できることがあります。
しかしながら、あまりゴールキーパーのトレーニングで、キック力をあげる、すなわちパワーを発揮するようなトレーニングをしているゴールキーパーは少ないんではないかと思います。
なので、今回のnoteではこのツイートをもとにゴールキーパーのキック力やパワーについて書いていきたいと思います。
精度と同じくらいキック力は大切
「キック精度」と「キック力」は同じ位大切です。これは僕の感覚かもしれませんが、日本人は精度を求める割合が高いと思います。
自主練習などでシュート練習を行った時に、やはり角を狙うようなシュートの打ち方が多いと思います。
これは、狙いを定めてシュートを打ってはいけないと言うことではありません。狙いを定める事と同時に「強いシュートを打つ選手が少ないな~」と言う思いがあります。
海外の試合のハイライトを見ていると、カメラでは追いつけないくらいの速いシュートを打つ選手がたくさんいます。
しかも、そのシュートはそこまで良いコースは無いことが多いです。
しかしゴールキーパーの手を弾き飛ばし、ネットに突き刺すことができるほどのシュートです。
これは聞いた話ですが、
外国人はまず力強いシュートを打てるようになってからコントロールを良くするそうです。
そして日本人は、コントロールを良くしてからキック力を上げるようなアプローチをするそうです。
どっちが正解か分かりませんが、育成年代などでは両方を求める必要があると思います。
そしてそれを指導者が知っていなければならないと思っています。
ただただシュートを端っこに決めるだけではなくて、ゴールキーパーの手を弾き飛ばすような強いシュートを打たないといけないということも指導しなければならないと思います。
キックが飛ぶと認知する世界も変わる
キックが飛ぶと認知する世界が変わります。
認知というのは状況判断する際に、選手が状況を観て、分析することです。
簡単に言うと、
相手のプレッシャーの状況を確認して相手と味方がいない位置サポートし、ボールを受けたときに自分が前進できる状況であればコントロールオリンタードで前に進む、
などです。
なので、サッカーでは認知が大切だということが言われています。
そして、キック力が上がれば認知しなければいけないエリアが広がります。
例えばキックが40mしか届かないゴールキーパーがいるとします。
その場合認知する範囲は40メーターだけで充分です。
充分というか、40メーターしかキックが飛ばないのでそれ以上認知する必要がありません。
しかしキック力が上がって、50m以上キックが飛ぶようになれば、50m先の相手の矢印などを認知しなければなりません。
そして50mキックが飛ばせるようになると、相手の裏のスペースに意図的にボールを落とすことができます。
このように、キック力を上げること、パワーを上げる事ができればサッカーで必要な認知する範囲を広げなければなりません。
そして認知する範囲と出力するパワーが大きくなればプレーの幅も広がります。
つまりサッカーが上手になります。
キックフォームは気にしなくても良い?
「キックを飛ばすようになるためにはどうすればいいんですか?」
「どんなフォームで蹴ればいいですか?」
と言うことをよく聞かれることがあります。
単純にボールを飛ばすのであれば、
体全身を使って、心を斜め45度に蹴り上げる、そして足の1番硬いところにボールをインパクトさせる。
と言うことを伝えます。
すごく抽象的なアドバイスと捉えられます(笑)。
しかし人の筋肉や関節のつき方はバラバラです。
なので、一概にこのフォームでキックをすれば、ボールを飛ぶという事はありません。
最初に言った通り、ボールを飛ばせるようになるためには、出力を上げる事です。
出力を上げる方法は、単純に筋力を強くすることと、体の使い方を向上させることです。
「じゃあ具体的にどのような体の使い方をすればいいの?」と言うことを聞かれますが、本心を言うと僕の中でもあまり言語化できていません。笑
1つ具体的な例を言うと、ボールを蹴る際に足だけで降るのではありません。
そのように言うと、「あー、股関節から足を動かすんだよね?」と言うことを聞かれます。
ですが実はそうでありません。僕は意識してるのは胸からボールにインパクトすることです。
そうすることで、ボールに対して大きな出力でアプローチすることができます。
しかしこれは僕の中で意識してることなので一概に全ての選手に通用するわけではありません。
なので、まずはキックフォームは気にせずに、自分がどのフォームならば最大限出力を発揮できるのかを意識しながらトレーニングしていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は、ゴールキーパーの「キック力」は武器になると言うテーマでnoteを書いていきました。
キックでは精度も大切ですが、どれだけ飛ばせるかという飛距離も大切です。
精度とパワー両方を向上させていけるように日々トレーニングしていきましょう。
そのためにどのやってパワーを発揮するのか?
筋力を上げるのか?
体の使い方を向上させるのか?
を意識しながらトレーニングしていけるとより早く成長できるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。