形無き不確かなもの
2月がもうすぐ終わる。
今年は閏年なんやね。2/29ってなんか特別感がある。
特別なことをするわけではないけど。
生きていたら何かしらの転機はやってくる。
思いもよらない出来事だって起きる。
悩みは尽きないし選択に迷うことだらけだ。
不思議なもんで、1年前だと心が動かなかったであろう話に対して「やってみるのもありかも」と思えたりもする。
本当にわからないもので、自分自身でも何故そうなるのか理解が追いつかない。
それでも心が動いたのは紛れもない事実。
確実な正解なんてない。
逆を言えば確実な不正解だってない。
どの道を選ぼうが、正解になるかどうかはその先の自分次第。
但し、今を逃したら二度とやってこないチャンスは確実にある。
時間は誰しもが平等で、いつか来る終わりに日々近づいている。
何もかもを抱えられるほど有能な人間ではない。
駄目な自分を受け入れてもっと強くなりたい。
わかっちゃいるがそう簡単ではない
しょうもないプライドが纏わりついて離れない。
納得いかない状況のまま身を委ねることにもう疲れてしまった。
誰かのせいにしているわけじゃない。すべては自分で選んだ環境。
そもそも他人を変えようとすることが哀れな行為だと気づいた。
自分を変えることでしか状況は変わらない。
未知の世界に飛び込むのは怖い。
でも経験しないとわからないことだらけで。
どれだけ知識を得ようが頭で考えていようが、行動しなければ意味を為さない。
こうやって言葉を吐いているのも同じ。言うだけじゃ何も為し得ない。
ここ最近、自分が自分じゃないみたいに感情が起伏しなくなった。
意識的にしたわけではない。不思議な感覚。
無理に笑うことも誰かに気をつかうこともしなくなった。
楽しかったはずのことに対しても心が動かなくなった。
良いのか悪いのかはわからない。
時間が経てば元に戻るだろうか。
そもそもこれが本来の自分なのかもしれない。
再度挑戦すると決めてからずいぶん時間が経った。
思い描いていたイメージとはほど遠くて。
理由は明らかなのになぜ固執してしまうのだろう。
手離せば自分らしく生きられるのに。
形無きものはいつも不確かで、脆く一瞬で消えてしまうこともある。
破られた約束は数え切れない。
逆も然りでどれだけの人を傷つけただろうか。
それでも前を向いて光速の時代にしがみついていく。
呼吸を忘れないように。鼓動を感じられるように。
湧き出た言葉をそのまま綴ってたら、謎のポエムみたいになってしまった…
どんな状況であれ、ひとりでは立ち続けられていないことは明確です。
こんな拙い言葉を読んでくれるあなたがいるから、今も存在できています。
最後まで読んでくれてありがとう。