見出し画像

最低なシーズンを振り返って~運営関連

アツシマ
「前回の更新からまただいぶたってしまったけど、振り返りの続編を行うぞ」
聞き役A
『今回は運営篇、つまりチームや個人のパフォーマンス以外のところについて振り返っていきましょう』
アツシマ
「あまり振り返りたくないパートだけども最低なシーズンと題するにはこのあたりは避けて通れない」
聞き役A
では、ささっといきましょうか

聞き役A
まずサポーター対応についてどう思いますか』
アツシマ
発端となったバス囲み事件については、ホーム ジュビロ磐田戦の記事に書いけど、改めて振り返るとサポーターが相手チームのバスを囲んで帰るのを妨害するっていう事象はありえないよ」
聞き役A
『その後のリーグからの処罰も重いものでしたね』
アツシマ
「相手チームの若い選手、名前出すと後藤選手にゴール決められて、煽られてカッとなるのはわかるが、そこからの行動が大人げない。後藤なんてまだ18歳の高校生。インタビューの内容を見ても成熟していない若い選手なんだから、次回の対戦時に特大のブーイングをしてあげるくらいの対応で良かった。それなのに相手チームのバスを囲み、謝罪をさせるように動く、というのはサポーターが取るべき行動ではない」
聞き役A
『リーグのレポートを見ていると、チームの対応も宜しくなかったですね』
アツシマ
「そこが一番のポイントで、コアサポとチームフロントの距離感がバグってるように感じた。佐々木前社長はサポーター出身の社長ということもあり、良い関係を維持できたのかもしれないけど、やっぱりそれは好ましくない距離感であり、関係性だと思う。一般社会からみるとそう見える。だから社長が交代して、コアサポーターとの距離感を取る(戻す?)ことはわかるけど、それまでの距離感をいきなり突き放すような対応を取ったもんだからコアサポも反発したんだろうな、と感じてる。」
聞き役A
『悪いのは行動を起こしたサポーターだけどもチームとしての対応の良くなかったですね』
アツシマ
「両成敗なのだからお互いコミュニケーションをもっと取っておけば、ここまでこじれなかったのでは?と思う。サポーターは立場を理解して猛省しないといけない。チーム側はこれまでの対応を改めておけばよかったのかなと」
聞き役A
『サポーターの印象も悪くなってしまいました』
アツシマ
「これまでのベガルタサポーターの印象はユアスタの声援のイメージもあって熱いとか熱量がある、とかポジティブなものだったけど改めるべき、というのはライターの小林さんも書いている通り。でも悪いけど、相手チームの選手に煽られたから謝罪させにいってやる、なんて仙台の人たちぽいな、とも思う行動だなとも思ったのも事実なんだよね」
聞き役A
『そんな書き方をすると、怒る人が現れるのでは?』
アツシマ
「仙台に住んでいるときは思わなかったけど、出て見て思った県民性の一つで、自分たちに同調する人には優しいけど、反目する相手には容赦ない対応をする、ような感じ。宮城の方言でいずいってあるけど、いずいと思った人や事柄に関しては徹底的に抗う。まあ、これは自分の周りの人達がそういう人たちが多かっただけなので、県民性というには言い過ぎかもしれないのはフォローしておきます」
聞き役A
『あくまで自分の周りにはそいう人が多かったということね』
アツシマ
「そうね、年代的なものもあるだろうから。この話はこれでおしまいにしておく。そしてこの磐田戦の対応後、栃木戦で応援歌使用禁止騒動があり、サポーターが分裂してしまった。そこからは修復もできず、有志が集まりながら応援をリードしていったみたいだけど、あまりうまくいかずみたいな流れだった」
聞き役A
『あくまでSNSを見ているだけではあるけど、サポーター内でも意見が荒れてましたね』
アツシマ
「Xの仕様変更も重なり、見たくもない声が見えてしまうのがつらかった。なんで同じチームのサポーター同士で衝突してるんだよってね。煽り合戦みたいなのが多くてネガティブになった。それもこれもチームの成績が比例しているんだけど」
聞き役A
『来年はどうなりますかね』
アツシマ
「J1昇格を目指すなら選手、チーム、サポーターが一体になっていないといけない。サポーターは選手たちを応援・鼓舞するという本来の活動を取り戻せるようになっていてほしい。で、コアサポは多くの仲間たちをリードする存在に戻ってほしい。サポーター同士に縦割りは必要ないと思うけど、リーダーがいないとまとまらないから。自分は外から遠巻きに見ているサポーターに過ぎないけど、スタジアムに行ったらチームを鼓舞するために声を出して応援したい。だらかそれが戻ってくると信じたい。簡単な問題じゃないと思うけど、これ以上は突っ込んでくつもりはないからこれを一つのまとめとして残しておきます」

聞き役A
『サポーター以外にもチームも元社員の着服という汚点がありました』
アツシマ
「これもあり得ないよね。約8年間も着服が見逃されてたんだから」
聞き役A
『管理体制が疑われても仕方ない事案です』
アツシマ
「8年間だよ。2020年のコロナの時期も含まれてる。社長が金がないからサポーターからクラウドファンディングで金集めしたあの時期も含まれてると思うと、どっちらけになったよ。なんだったんだよ、あれ。俺らから集めた金が知らないところでチームのためじゃなく元社員に渡ってたと思うと腹が立ってしかたなかった」
聞き役A
『ちょうどゴタゴタしたのも重なったのもあり、相当ネガティブな印象となってしまいました』
アツシマ
「バス囲みからの着服で、ダブルパンチを喰らったね。ましてやチームの成績も伴わずでサポーター感情に火に油を注いでしまった」
聞き役A
『それにしても8年間もよくばれなかったですね』
アツシマ
「それもおかしな話で、社長だって複数人変わっているのになんで誰も気づかなかったんだって。板橋社長がここに気づいたのは内部告発でもあったのか本人が気づいたのかわからないけど、結果的に良かった。8年間も続いてたのであれば、相当うまい方法でやってたんだろうから」
聞き役A
『それか管理が杜撰だったですね』
アツシマ
「その可能性も否定できない。本音ではそっちだったんじゃないかと思ってるけど、内部のことはわからないから黙っておくよ」

聞き役A
『その板橋社長ですが、最終節後のセレモニーではコアサポ、中心部といったほうがいいかもしれませんがかなり非難を浴びてました』
アツシマ
「Xに上がっていた写真や動画を見たけど、あれもひどい対応だよね。先の話に戻るけど、自分たちにとって都合の悪い、いずい対応をされたからってスピーチの最中にブーイングをするっていうのはどうなの?スピーチの前後にブーイングするならともかく、話の内容を妨げるような行為というのは評価下げるだけ」
聞き役A
『Xでも社長を揶揄するような投稿が増えた気がします』
アツシマ
「これはXの仕様が変わったことも影響しているから、今までそういう投稿に自分が気付かなかっただけかもしれないけど、やたら目につくようになってきた気がする」

聞き役A
『今回の能登半島地震の対応についても、リリースが遅いことに対して紛糾するような声が上がってました』
アツシマ
「東日本大震災で当事者だったクラブだけに早くリリース出してほしい、という気持ちはわかるんだけどリリースだすことがそんな大事か?と思ってしまう。出すだけじゃなくて行動を起こすというのが本筋な気がするから。リリースなんて発信だけなんだから早くやれ、という意見も思うけど出したところで‥というのも職業柄感じる部分があるんだよね。それなら多少時間がかかっても、ギフティング全額を募金しますという具体的な今回の行動が記載されてるほうが大事だと思うのよね」
聞き役A
『それもこれもやはり23年シーズンの成績や一連の運営に対する不満が根底にあるのでしょうか』
アツシマ
「それは感じる。でもある意味みんなすごいパワーだな、とも感じてる」
聞き役A
『それはどういう意味ですか?』
アツシマ
「自分の会社でもないのに、よくそんな怒れるなと思うときがあるよ。自分はそこまでベガルタ仙台に対して思いはない。ベガルタを応援することはあくまで趣味や好きなもの一つでしかないから、会社の対応とかは気になることはあるけど、そこまで反目するパワーはないのが本音かな」
聞き役A
『文句言うのにもパワー使いますからね』
アツシマ
「そういうことにパワーを使う人たちが多いのは、仲間になったときはとても心強いということかもしれないけど、いまはその兆しがないからな。単に面白がって揶揄してるだけの輩も多いだろうし」
聞き役A
『他のチームも似たようなことは多いと思います』
アツシマ
「それもこれもベガルタ仙台は市民クラブという前面に立ててしまった宿命だろうね。市民クラブならサポーターもステークホルダーの一員だからうまくいってない時期の声は受け入れないといけない。個人的には市民クラブという声明は下げてほしいんだよね。市民クラブって建前がいいだけな言葉な印象が強いから」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?