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1月14日(土)鈴本演芸場 正月二之席 夜の部

十八「元犬」
まめ平「転失気」
ダーク広和「奇術」
志ん輔「宮戸川」
※最近までパズドラをやっていたことが判明する。
 おばあさんの「未だに二つ違い」でサゲる。半七お花の場面までいかない。
さん助「松竹梅」
二楽「紙切り」
桃花「ん廻し」
※桃花師の可愛さが横溢した一席。みんなを手で制しながら、「俺に言わせて俺に言わせて、みんなお願い」と訴える六ちゃんがおかしい。
扇辰「紋三郎稲荷」
※高座への戸の前で、桃花師と何やら談笑。扇辰師を送り出し、桃花師が戸を閉めた。
 籠屋の誤解から、思わぬ詐欺話に発展する。扇辰師
のトボけた演技が笑いを呼ぶ。
ー仲入りー
風藤松原「漫才」
※ファミレスとインタビューのネタは初めて聴く。面白い。寄席で安定した笑いを届け続ける。
きく麿「ロボット長短」
※ヨーデルに珍妙な歌詞をつけて歌う。
  短七とロボットのやりとりに笑い過ぎて苦しい。
あずみ「三味線漫談」
※「かんちろりん」「おてもやん」
 新幹線を見送るあずみさんに車内からTシャツをはだけて乳首を見せてくる、きく麿師。落語家ってホントに面白いですね。友達になりたくはありませんが…。
喬太郎「当世女甚五郎」
※釈台に頬杖をついたり、前へ出てきて由利徹の「オシャマンベ」「あわせてクッチャン」のギャグをやったり、とにかく自由!真剣にフザけている姿は尊敬に値する。
 昨年末のSWAでも掛けられた新作落語。
 木工アーティストの橋本は「令和の甚五郎」と呼ばれる女性である。そんな彼女のもとに小学校時代の同級生の木内がインタビューにやってくる。
 天然キャラの木内に「言葉知らないよね」「言葉選べよ」とツッコむ橋本がおかしい。
 渡米…ではなく、渡仏する橋本を木内が見送りに来る。彼女は彼に小学時代に木彫りのサイコロをこしらえた本当の意味を伝える。キュン死にしそう。
 やや気の抜けたようなサゲも味わい深い。

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