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2月14日(水)raku-bangがJIROKICHIに帰ってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!(LIVE MUSIC JIROKICHI)

林家つる子・三遊亭ふう丈・笑福亭希光  トーク
 つる子さんの真打昇進が来月に迫った。希光さんから「つる子師匠」の声がかかる。希光さんの師匠は笑福亭鶴光師。鶴光は本来「ツルコ」と読むから、読みは同じ「ツルコシショー」だ。

【落語】

希光  転失気
 ある落語会で希光さんは柳家やなぎさんと一緒になる。やなぎさんが主催した落語会『抜かれた俺達』のの話題となる。落語協会春の抜擢真打ふたりと彼や彼女に抜かれた落語家達による落語会。やなぎさんは抜かれた方々に声をかけたが、来たがらない人もいて。やはりどの世界にも嫉妬はある。
 『転失気』
 早い段階で「転失気はおならだ」と明かしてしまうのは早い。今夜のお客様はみんな知っているだろうが、珍念が医者に聞きに行った時にはじめて明かすのがベスト。
 珍念が転失気とは何か聞きに行くと、ある女性が

 別れた亭主が手切れ金がわりに持っていってん。

 と言うのが艶っぽくて、おかしい。

ふう丈  おすそ分け
 ある日、お隣さんが訪ねてきて、おすそ分けをくれる。なにかと思えば、フランスの郷土料理キッシュ。予想の斜め上を行くおすそ分けに、一家は驚きつつも美味しく頂く。女房の料理は食べずに。その後もちょくちょくおすそ分けを持ってくるお隣さんに女房は苛立つ。
 各国の郷土料理のおすそ分けの後に意外な一品が出てくる落差に笑う。サゲがちょっとありきたりかな。 

つる子  おかみさん目線の芝浜
 何度も演っているうちにこなれてきた。寄席サイズにもできるだろう。3月からの真打昇進披露興行でもかけられると思う。
 この噺のキモは女房から「財布を拾った事」を夢にすると言い出す点だ。

 こんな事なら、いっその事これが夢だったら良かった。

 これを来た大家は「それだ!」と叫び、この案が実行される。
 大晦日の夜、涙ながらに真相を語る女房。つる子さんの膝に涙が落ちる。バレンタインの夜に美しいプレゼントだった。


ー仲入りー

【raku-bang】

ショーン dr/starring ふう丈
ジーン pf/starring つる子
バンビ vin/starring 希光

①紅蓮華(LiSA)

②丸の内サディスティック(椎名林檎)

③RIDE ON TIME(山下達郎)
 
エンディングを希光さんが何度もしつこく引っ張り、ふう丈さんとつる子さんがしびれを切らして突っ込む、おなじみの展開。

④Marionette(BOOWY)

⑤JAM(THE YELLOW MONKY)

ーアンコールー

 まず、つる子さんが登場する。

 アンコールをありがとう。

 そして、心臓の鼓動のようなイントロを弾き始める。続いて、ふう丈さん、希光さんがステージに上がり、あの名曲が舞い降りる。

⑥浪漫飛行(米米CLUB)

⑦愛は勝つ(KAN)

 
最後に三人がそれぞれサビを歌い、三人全員で

 必ず最後に愛は勝つ

 と唱和して、大団円となった。

 演奏終了後、店側のはからいでつる子さんの真打昇進祝いのシャンパンが贈られた。




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