今はもう何を信じて良いかわからない
何もわからない

うつ病で苦しんでいると思っていた彼女は
僕のせいで苦しんでいて
僕への不安を拭えないから
もう終わりにしたいと
終わりにしようという決断をした。

僕は何に苦しみ
何を悩み
何を成し遂げようとしていたのか

そこには何もなく
空に向かって
もがき続けていた。

彼女はそれを知っていたという。
そしてそんな僕にストレスを溜め続けていた。
申し訳ないと思う。
ずっと辛い思いをさせてきた。
ずっと孤独を味わわせるてきた。

その一方で、僕は
なんて
なんて滑稽だっただろうか。

うつ病の苦しみだと思っていたのは
ただ僕がダメな人間であったという
ただそれだけのことで

そんなことにも気づかず
一心不乱に
苦しみもがき
歯を噛み締めて
その全てが無意味なことだった。
彼女にとって
僕にとって
何の意味もなさない
そんな時間だった。

それでも僕は死にたいとは思わない。
生きたいと思う。
絶望的な気持ちになって
人を信じる気持ちが揺らいで
それでも…


うつ病って何ですか?

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