アツシ備忘録

読書、映画、ドラマ、スポーツ、お笑いなどで感じたことを忘れないために記します。たまに毒…

アツシ備忘録

読書、映画、ドラマ、スポーツ、お笑いなどで感じたことを忘れないために記します。たまに毒も出します。

最近の記事

慶應メンタル

『慶應メンタル』(吉岡眞司)という本を読んだ。昨夏の甲子園で優勝した慶応高校野球部は、戦力に恵まれていないのになぜ結果を残すことができたのか。その答えがこの本の中に詰まっていた。 「エンジョイ・ベースボール」。楽しくやる、根性論に頼らない、選手が主体的に練習に取り組む、髪型自由など、従来の強豪校のイメージとはかけ離れた現代的な野球部として何度もメディアに取り上げられた。しかし、ただ「楽しくやる」だけでなく、結果を出すために科学的根拠に基づいたメンタル改革を徹底して行っていた

    • 梅田で1番安いホテル

       夏の高校野球を見に行くことになり、甲子園近辺のホテルを調べてみたら、やはり甲子園シーズンだからかどこも「1泊1万円」を超えていた。学生にはこの料金はしんどい。もっと安いホテル、できれば5000円~6000円の宿はないかと梅田駅周辺を調べてみた。見つかった。「1泊5,940円」。梅田エリアで断トツ安い。このホテルに泊まると即決した。何とか予算内のホテルを見つけることができてほっと一安心だったが、料金だけ見てパッと選んだため、ホテルの設備内容に目を通していなかった。目を通してい

      • 「クレイマー、クレイマー」考察

         大学の家族社会学の授業の課題で「クレイマー、クレイマー」(1979年、アメリカ)という映画を見た。1979年のアメリカというと、「『サラリーマン夫+専業主婦妻』の核家族」という近代化以降に定着した家族形態が、離婚率上昇や女性の社会進出によって揺らぎ始めたころである。この映画のクレイマー家も、サラリーマン夫、専業主婦妻、7歳息子という典型的な近代家族であったが、ある日妻が自身の「妻」「母」としての人生に絶望して家出をしてしまうところから物語が始まる。大学のレポートでは、授業で

        • 遅すぎるVIVANTロス

          訳あって4月中旬から超がつくほど暇になってしまったが、その怪我の功名で最高のドラマに出会うことが出来た。それがVIVANT。 もう最高すぎた。何で去年リアタイしていなかったのか。去年の7月から9月、VIVANTを見ずに僕は何をして過ごしていたのだろうか。去年一年間は自分の中では「まぁまぁ良い年だったな」って思っていたけれど、そんなことなかった。去年は新しい出会いがたくさんあって充実していたが、関係ない。VIVANTをスルーしていた。よって2023年は最悪な1年だった。それぐ