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会社ってすごい、事業ってすごい!こうして世界はよくなっていく

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昭和49年に生まれ、幼少期の私の目に映ったあの風景は少しずつ少しずつ時間を重ねて劇的に変わりました。テレビはお茶の間に1台だけあってチャンネルは回していました。玄関には黒電話があ…
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記事一覧

事業のミッションとビジョン(37)

こんにちは。 私は、LTSでは取締役としてグループ全体の発展を、ICTエンジニアリング本部本部長として部門の発展を、ソフテック代表取締役社長としてソフテックの発展を担っています。 その中でもとりわけ注力しているのは、LTSグループのICTエンジニアリング事業の総体としての発展です。 ICTエンジニアリング事業 組織としては、ICTエンジニアリング本部がICTエンジニアリング事業の出発点でした。その後、ワクト、ソフテックといった、仲間をグループに迎えることで、ICTエンジニ

突破力、浮揚力、持続力(36)

プロジェクトマネージャーを務めていると、チームがどんな力を保持すべきか考えます。1つ1つのタスクを遂行できる専門性や経験はもちろん必要なのですが、それだけでプロジェクトは完遂できるわけではありません。 私は、プロジェクトを推進する、つまり、プロジェクトは「推し進める」ものと考えています。その推進力の中身を見てみようと思います。 突破力 コンサルティング、ITエンジニアの世界でも、「突破力がある」と表現がよく使われます。概ね「複雑で大変な仕事を実力で前に進める」「実力でチー

未来へのプレゼント(33)

先日、プロジェクトのメンバーと勉強会の企画をしている時、今日の経験がいつ役に立つかわからないよね、なんて話になりました。 それでも思い出に残るプロジェクト この20年、様々な会社で、様々なプロジェクトに出会ってきました。それぞれのプロジェクトの難しさ、楽しさ、学び、そして、出会った皆さんとのご縁。似たような要素はあるものの、1つとも同じプロジェクトなく、思い出深いものばかりです。参画したプロジェクトの終わり方にもたくさんありました。残課題なく完了できたり、課題山盛りだった

一緒にゴールを目指す(31)

今月からLTS社内では新たな勉強会を始めました。 プロジェクトマネージャーがプロジェクト活動を通じて関係者全員が得る収穫を最大化するための実践的なプロジェクト運営のコツの共有します。 プロジェクト LTSもソフテックも「プロジェクト」という形態でお客様に対してサービス提供することが多くあります。 一般的にプロジェクトは、所謂定常業務と区別して、期限がある(有期であること)、プロジェクト特有のゴールがあること、といった活動の特徴から定義されます。「定義のひな型」としてはその

あこがれの会社(26)

新卒採用の面談では、本源的な質問を多く頂き、私にとっても大切な学びの場になっています。その中でも多い質問の1つは「塚原さんの事業ミッション、ビジョンはなんでしょうか?」という質問です。 あこがれの会社 私たちは理念のある経営が大切と考えています。会社の存在意義こそがお客様(含む潜在顧客)や社員(含む社員候補)たち関係者皆さんの共感を得て、自らの努力の理由を定める根幹です。 もちろん、LTSもソフテックもミッション、ビジョンといった経営理念を定めて公開しています。 私自身

はたらくということ(25)

この時期、新卒採用活動が本格化します。 素敵な方をお迎えしたいという採用側の思いと、就職活動中の学生さんへの素敵な会社(もちろん私たちも含む)とのご縁を紡いでほしいという応援の気持ちが交錯します。 学びの場 学生の方とのお話の場は私自身にとってもとても大切な学びと気づきの機会になっています。ほとんどの学生の方のは類似産業での就業経験をお持ちでないので実務的な話題は限られますが、その一方で、事業、組織、キャリア、そして生き方に対する素朴ゆえに本源的な質問を多く頂きます。質問