なんで服飾コワーキングスペース「ふぁっしょんしろこ」を創りたいのか?
こんばんは。
ハイブリッド職人の木村あつしです。
ふぁっしょんしろこについてのnoteが止まってしまっていましたが、再開しようと思います。
今日はなぜふぁっしょんしろこを創りたいのか。
これについて書き留めます。
まとめてあるマガジンはこちらです。
伊勢型紙の次の100年を創りたい
伊勢型紙の用途は、たくさんありました。
着物や浴衣、手ぬぐいはもちろん、岐阜提灯の柄、器の柄の絵付け、ハワイのアロハシャツなど、たくさんのものに使われてきました。
しかし、商品そのものの需要の低下や伊勢型紙に変わる新しい技術が生まれたことにより、もう使われていません。
もう伊勢型紙っていらないんですよね。
産業として。
そして、今の70、80代の職人はもう「俺らの代で終わりや」とも思ってます。
でもそれでいいのかな?
と思うんです。
1200年も職人が積み重ねてきたものを今、終わらせていいのかと。
もう一度、この伊勢型紙が使える何かを考えたい。
それって、服飾コワーキングスペースがあったらできないかな?
100年後の伊勢型紙をふぁっしょんしろこで考えたい。
そんな想いがあります。
一緒に考えてくれる仲間が欲しい
正直に言います。
僕だけでは100年後の伊勢型紙なんて想像できません。
何かを作る技術もないですし…
なら…
一緒に伊勢型紙のことについて考えてくれる仲間が増えればいいんじゃないか?
それをふぁっしょんしろこで集められないか。
という想いがあります。
もちろんふぁっしょんしろこでは、伊勢型紙で染めた生地しか使えない!なんてことはありません。
どんな素材、どんな生地を使っても大丈夫です!!
その選択肢に伊勢型紙で染めたものがあり、気軽に使えるようにしておけば…
なにか化学反応が起きるんじゃないか?と思います。
(もちろん化学反応を促進させるイベントやワークショップもします!)
ファッションで挑戦できる街にしたい
前の記事で白子の歴史について書きました。
実は、着物や浴衣が日常着だった時代、白子がファッションの発信地だったんですよね。
ただそんな面影なんてもうありません。
でも、そんな歴史の流れがある土地だからこそ、もう一度そんな街だった面影を取り戻したいんです。
今度は白子を
「ファッションで挑戦できるまち」
にしたいんです。
このようないくつかの想いがふぁっしょんしろこには詰まっています。
次は、ふぁっしょんしろこで何が実際にできるのか。
より具体的に書ければと思います!
では。