【OK!パティオ/考えるヒント】中2女子の数学へのアプローチ(20200808)

画像1 【教材:中学1・2年の総復習 数学】本時、13頁にある方程式の「入試対策問題」の2回転目に取り組んだ。大問1番の(3)に赤ペケ、(4)に赤丸を付け、指導机に見せにきた。この教材は、各単元とも「例題・類題」「演習問題」「入試対策問題」とレベルが上がる。これまでの頑張りの結果、正答率は上がった。しかし、正答率が上がっても、「例題・類題」で繰り返し取り組んだ論点が身についているとは限らない。ハンコ2個目の本時、この頁はペケの付いた問題が絞り込まれたので、ここで塾ノート(=答案)をじっくり確認する。
画像2 【教材:中学1・2年の総復習 数学】ペケの付いた問題は「係数が少数の方程式は…」という論点が、丸の付いた問題は「係数が分数の方程式は…」という論点が問われている。しかし、どちらも忘れてしまったようだ。「今までミスの出た分配法則も、通分も、丁寧にできたね」とできるようになっていることを褒め、「小数の計算は大変だったね」とねぎらった。そして、教材の頁を前にめくりながら「方程式の係数が…」と「例題・類題」を一緒に確認した。「あっ!」と声を発し、本人の顔が「思い出しました!」という表情に変わった。
画像3 【教材:中学1・2年の総復習 数学】私は「もう一枚、塾ノートを出し、新たに大問1番の(3)を解き直しを!」と指示をした。次に、大問1番の(4)は、これまで「例題・類題」「演習問題」で何度も解き直しをさせてきたので、その塾ノートの下スペース左側に青ペンで"解いて見せて"から、隣のスペース右側に「解いてごらん!」と促した。「はい」と返事をし、自分の席に戻り、丁寧にしかも早く解いて、1分以内に再び指導机に見せにきた。「よし!」と褒め、塾ノートにバンッ!と音を立ててハンコを押した。

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