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「情報量」を使いこなす

だがしやあつしのあつしです
日中は大学院で情報セキュリティ (暗号) の研究をして、夕方はリヤカーを引いて移動販売で駄菓子屋さんやってます!


「情報量」を使いこなす
今回は珍しく情報科学が絡む話題

結論から言うと
「起こりうる確率が低いハナシのほうが面白いから意図的に作り出そう」
というシンプルなものです

ただこの正体をちゃんと紐解いていくとおもしろいので、雑談ベースで読んでいただければと


僕はおそらく世界に一人しかいないであろう肩書きがありまして
「暗号学者で駄菓子屋」なんですよね

で、リアルで会った人との自己紹介はこんな感じで分けています

学者が揃う場所→「僕は駄菓子屋をやっています」
商店街の人が揃う場所→「僕は大学院で暗号の研究をしています」
それ以外→「暗号学者で駄菓子屋です」

めちゃくちゃウケがいいんですよね〜これが

で、なぜウケるのかを論理的に説明してみるのが今回のメイン
ここで登場するのが「情報理論」です

情報理論とは、
"情報""定量的に扱う" ことを可能にした理論です (スゴイ)

大学でどハマりした学問で、いまの生活にもとても役に立っています


要は「情報量が多い」ハナシをすればいいんですよね

じゃあその情報量ってなんだ?ってのは、
先人たちがもうすでに作り上げてくれています (シャノン博士バンザイ)

数学苦手なひとへ
理系の人向けに数式が出てきますが、気にせず読み進めてください🙇

確率P(x)で起こったことから得られる情報量は、以下のように表すことができます

情報量の定義

情報科学の世界ではlogの底を2にすると、これがまぁ見事に美しい美しい式になってるんですわ (掘ればキリがないのでこれ以上は割愛)

この式を要約すると
「確率の低いことほど、情報量が増大する」ということで、直感とも合いますよね

「今朝パンを食べました」と「富士山に登ってきました」だと、後者のほうが一般的には確率が低いので、富士山登ったハナシのほうが情報量多い!ってなります

つまりは自己紹介の時も同じです
相手の属性によって、自分のハナシの確率が高いか低いかを判断すればいいんですよね

学者たちが集まる場所で「僕も学者です」は面白くないけれど、
彼らにとって「僕は駄菓子屋です」は確率が低すぎてウケます

てなわけで、
「相手にとって確率が低いハナシは何か?」を意識してみるとおもしろいハナシになるかも?って記事デシタ


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