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実ったじゃん!!

5月に横瀬町に移住してすぐに妻が畑を借りて綿花を育て始めました。

畑作業をしていると道行くベテラン達が話しかけてきて「綿花を育ててる」と言うと、「やるだけ無駄」とか「うまくいかないよ」とか、「どこそこの誰々が失敗した」とか、そんな事を色々と聞いたそうです。

不安を感じつつ、やらなきゃ分からないので有難いご意見として軽くいなしながらやってみた結果がコレ。

全株枯れる事なくしっかり育ってました。
植える時に灰を混ぜて土壌をアルカリ性寄りにしたくらいで、その後特別な手入れをしたわけでもなく普通にスクスク育ちました。

特に難しかったわけでもなく、先輩たちは何をもってダメだと仰っていたのか?結局のところ分かりませんでした。ご本人達が経験してもない事、理解できない事をエビデンスも無く記憶も曖昧なまま否定するのは、日本人のDNAレベルまで浸透している特性なんじゃないでしょうか。

日本が挑戦者に厳しいのは大企業だろうがローカルの人々だろうが根本的に同じ事なのかもしれません。
否定的な事を言われたら間に受けず、聞いたフリして無視してやってみるのが一番ですね。

以下、妻から教わった綿花の豆知識

こちらは和綿だそうで、下向きにタネができるので雨の多い日本の風土に合っていると言われています。

こちらはアメリカの洋綿で上向きにタネができます。一株が大きく和綿の3倍くらい実が付きます。綿の質も柔らかいそうです。
大陸の大量生産で品種改良されたのか、生産性が高そうですね。

和綿のほうが特に品質が高いとか、そういう話でもないようですが多少吸水性が良いかもしれないとの事。生産性の影響か日本で和綿を使った製品はほとんど出回っておらず、少量生産でプレミア感を出すには良いのかもしれません。

試しに和綿を摘ませてもらいました。ホワホワして可愛いです。
果物や野菜と違い、猿などの動物のターゲットにされないので獣被害の多い地域では安定して育てられる作物なのかも知れません。

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