ソウルなお誕生日の日
「ヌナが次これるのはいつだっけ?」
「次は3月くらいかな…長いね」
いつもお別れの前はどーしよーって言うくらい悲しくて切なくなる。
あーずっとソウルにいたい。
韓国から帰国して年末の忙しさの中テテのお誕生日。29日の夜テレビ電話でお祝いして30日からイベントの為に出張の予定だった…けど…早朝からの電話。
なんとイベントの担当の子がコロナになってしまい…中止の連絡。
年末の予定が白紙になった。
えっ‼️今から…行けるんじゃない?
まだお誕生日に間に合う‼️
急いでエアチケットを取ってとりあえずの身の回りのものだけ持って飛行機に飛び乗った。
サプライズしようってテテには連絡せずにソウルについてケーキを買って
テテのお家で帰りを待つことにした。
「お邪魔しまーす」
玄関を開けるとヨンタンが嬉しそうに走ってきた。
「ヨンターン💜ヌナだよー💜」
尻尾をふりふりしてるヨンタンを抱き上げてリビングに入るとテテの抜け殻のチェックのパジャマがソファに脱ぎ捨ててあった。
「アッパ寝坊したんだねー笑」
今日は、ヒョン達といつものメンバーにお祝いしてもらうって言ってたから今頃パーティの真っ最中だろうな。
パジャマや飲みかけのコップを片付けてソファに座ったらヨンタンが膝に乗って来て暖かい。
朝からバタバタだったから眠気が…
カチャンと玄関のドアが開いた音がして
びっくりして目覚めた。
ヨンタンが一目散に玄関に走っていく。
「タンただいま…えっ?何?ヌナ?」
「来ちゃった笑」
「なんで?どーしたの?連絡してくれればもっと早く帰って来たのに」
「ふふふ。サプラーイズ!ハッピーバースデー!」
「もーー」
眉を下げて頬を膨らませたまま
おいでって広げられた両手に飛び込んだ。
「ねえ、これみた?」
テテがみせてくれたホビさんのインスタ。テテへの愛に溢れるストーリーにはラスベガスでふざけてるテテの後ろ姿。
「この後ビックショット乗った時のホビヒョン面白かったよねー笑」
思い出してまた涙が出るくらい笑ってしまった。
「本当にお前たちーー泣」
っていいながらもどうしても乗りたいっていう彼女に付き合ったホビさん。笑
超怖がるホビさんに冷静に
「せっかくみんなで来たんだからビックショット乗って記念写真撮りたいの!」っていう彼女のギャップも面白すぎて
あの時もテテと2人で笑ったっけ。
クローゼットからその時の写真を出して来て「ホビヒョンだけ下向いて全然顔見えないしー。笑」
あーまた行きたいね。
またすぐに行けるよなんていいながら
お誕生日ケーキを用意した。
「さあ願い事して」
「んーヌナとずっと一緒にいられますように。来年こそヌナが覚悟を決めてソウルに引っ越してきますようにっ」
「きたい!もうソウルに引っ越す!」
「ほんとー?どーせまた朝になったら仕事がなー…とかいうんでしょ?笑 朝になってもヌナの気持ちが変わりませんように笑」
そういいながらロウソクの火を吹き消した。
おめでとうテテ💜
あなたの27歳が素敵な歳でありますように。心から願ってます💜
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