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同期の彼 17

次の日の朝…オフィスに着くとジミンが心配そうな顔で「おい、大丈夫かよ?」
と私の顔を覗きこんだ。
「うん。なんか…すごかった。キムテヒョン。」
「えっ?どういうこと?」
眉を寄せるジミンに小声で今朝の出来事を話した。

あの後テヒョンがうちに来て…
私に誤解だと話して「明日一緒に会いに行こう」といった。
その場で彼女に電話をして朝、彼女のホテルまで会いに行くことになった。
よく朝…ホテルの入り口を入る前に
「僕がうまくやるから、アツはそれに合わせて」そう言って私の手を握りずんずんロビーに入って行った。
ロビーのソファに座って待っていた彼女は一瞬笑顔で立ち上がったけれど、私も一緒だとわかると表情がこわばった。
でもテヒョンはそんな空気も無視して
「おー!久しぶりだなー。ウェルカムトーキョー!」とめちゃくちゃなテンションで挨拶をした。
びっくりしてる彼女に
「紹介するよ。今付き合ってる彼女。
初めましてじゃないんだよな?昨日会ったんだろ?」と続けた。
「はっ?な…なに?いってんの?」
戸惑う彼女…「連絡もなしにくるからさー。僕たち今日これから仕事なんだよ。本当なら東京案内したかったのに。
ねっアツ。」といって笑った。
私は無理矢理の笑顔で「う…うん。」と頷くのが精一杯だった。
「あんたたち…相当なバカップルね」
彼女は意味不明だわ。と呟きながら首を振った。
「なんか全然面白くないっ。ソウルでテヒョンのノロケを聞いてムカついて
邪魔してやろうって意気込んできたのに…なんのダメージもなさそうね」
「お前…そんないやな奴じゃないだろ?」ニコッと笑うテヒョンに彼女は
「チンチャ…あきれるわ。朝早起きしてこんなバカップルに付き合ってられない笑。時間のムダだったー。」
とクルっと背中を向けて手を振った。
すると彼女の肩をぐっとつかみ、
「俺の彼女に謝ってから行けっ」
と低い声でいった。
彼女はテヒョンの真顔に一瞬怯んで
「ご迷惑お掛けしましたー。ごめんなさいね。」とお辞儀をして走り去った。
するとテヒョンは呆然とする私を抱きしめて
「心配掛けてごめんね。一件落着っ!
ここのモーニング美味しいんだって食べて行こう!」と天使の笑顔で微笑んだ。

「っというわけよ。」
「す…すげーなキムテヒョン…。」
「うん。なんか天然なのかさ、全て計算で手の上で転がされてんのか?わからないけど…とにかくすごいよね。」
「俺ならてめーふざけんなっ!って土下座しろっていうな。きっと」
「でしょー!でもそうしたら彼女も激情するじゃん。でもなんだか彼女は失笑して呆れて帰って行ったの。」
「やるなー…あいつ…でもよかった。
めちゃ心配したんだよ。おれ。」
いーやつだなー。ジミン。
「ありがとね。またジミンに助けてもらったよ」そういうと、
「もーお前に貸しいくつあるんだよ笑
ちゃんと返せよ!!」
と毒づいてきたので、
「お礼にサラちゃんを紹介したげる♡
一緒にご飯行く?」って誘ったら…
「ノーサンキュー。もう俺今は君たちのお世話で手一杯だわ笑」と笑っていった。もー。素直じゃないのね。
私はデスクに座って社内メールでサラちゃんに「ジミンとご飯いつにする?」
と連絡をいれた。笑

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先日お友達がまた私のお話を読み返してくれるとメッセージをくれたのをきっかけに自分でも読み返していたら…
途中で終わっていて…続きを書いてみました笑
自己満です笑

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