渥美 勉

1985年生まれ。仙台市出身。関西在住。フリーランスデザイナー・コンサルタント 趣味は…

渥美 勉

1985年生まれ。仙台市出身。関西在住。フリーランスデザイナー・コンサルタント 趣味はハロプロと、2匹いる猫のお世話です。

最近の記事

窓のない部屋にWindowsXP

9月1日は、子どもの自殺が最も多いと聞いた。 「夏休みが終わったら学校にいく」 「冬休みが終わったら学校にいく」 「春休みが終わったら学校にいく」 「ゴールデンウィークが終わったら学校にいく」 学校が長期休暇に入るたび、何回、母親に約束させられただろうか。 目の前の安直な安息と引き換えにされたそれは、 必ず条件付きだった。 約束を破ることが決まっているのに、約束をしないとその場が収まらない。 母親とか社会とか世間を欺くような圧力をもって長期休暇は僕を苦しめていた。

    • あなたがハロプロにハマってはいけない理由【ダメ。ゼッタイ。】

      あなたが今、ハロプロと聞いて「あ〜、モー娘。とかがいるヤツね。なっち可愛かったよね!」程度で終わっているなら、とても幸運なことだ。 もし知人からハロプロのコンサートがあるから一緒にいかない?と誘われても、絶対に行ってはいけない。「1回だけなら……」その軽い気持ちが、あなたの人生を狂わせてしまうからだ。   ここから、私がハロプロ中毒者になってしまった経緯と、その理由をお伝えする。これを読んで、どうか1人でもハロプロに手を出さない人が増えたら良いと切に願う。   ハロプロにハ

      • 死骸を片付けるのが嫌で子猫を拾った僕が、猫至上主義者になるまでの話

        それは突然だった。 am4時のベランダから「ミー、ミー」と鳴き声がする。何かと思って窓を開けると、目も開いていない血だらけの白い子猫がいた。どうやら母猫が産んで放棄したらしい。混乱した僕は、そのうち母猫が戻ってくると思い、放置することにした。僕が寝ているうちに母猫が連れ去ってくれて、何事もない日常が戻ってくると楽観的に思っていた。しかし、待てど暮らせど母猫は戻って来ず、子猫の声はどんどん弱々しくなってくる。 このまま、カラスとかに突かれて死んでしまったら嫌だなぁ。それを片付

        • 10年来の友人たちと新年会した

          学生時代からの友人3人と、久々に集って宅飲み新年会をした。皆(僕を除き汗)いろんな食べ物を持ち寄ってきて、ワイワイと盛り上がった。 前菜?は大学のパイセンが持ってきた餃子をスキレットで。 メインは炭火焼した鶏肉の鍋。 デザートは香川出身の友人の母特製いちぢくジャム入りヨーグルトとミカン。 毎年、何かしら理由をつけて集まってて、なんだかんだで10年近くなる。 それぞれ、いろいろと変化していったけど、真面目な話を真面目にできるのは変わらなくて、それがすごく心地いい。

        窓のない部屋にWindowsXP

          京都大学サービスMBA入門の新規事業プレゼンで最優秀賞をとった!わーい

          10月から通っていた京都大学経営管理大学院サービスMBA入門プログラムで、新規事業の企画立案をするWSに参加してたんだけど、なんと、僕のチームMAZE-GOHANがプレゼンで最優秀賞をとれた。 アナウンスで「最優秀賞はチームMAZE-GOHANです!」とコールされたときは、信じられなくて「マジで!」と叫んでしまったw。 最初はやりたいことが各人バラバラの寄せ集めだったので、そこからチーム名も「マゼゴハン」になったんだけど、コンセプトが決まってからは足並みがグッと揃いだして

          京都大学サービスMBA入門の新規事業プレゼンで最優秀賞をとった!わーい

          仕事のクオリティは6割で十分。まずは、プロトタイプをつくるようにしてる話

          僕は、ものすごく仕事が早い。超速。僕と仕事をしたことがある人だったら実感いただけてる自負があるくらいだ。 事情を話せば、なんてことはなく、単純にアウトプットのクオリティを6割くらいで抑えているからだ。質より速さ、質より量が大事だと思っている。 なぜかといえば、Webディレクターの仕事はぜーーったいに1人で完結しない。チームでスクラムを組んでやる仕事だ。だからこそ、僕が独りよがりにクオリティを追求したところで限界があり、非効率的。企画はプランナーと、デザインはデザイナーと、

          仕事のクオリティは6割で十分。まずは、プロトタイプをつくるようにしてる話

          「言わなくても分かるでしょ」族との戦いの歴史=僕のキャリアパス

          新卒で入った福祉の仕事は、まさに「言わなくても分かるでしょ」「察しなさい」という組織だった。福祉という仕事が、クライエントへの思いやり、他者理解、相手の気持ちを想像することが重要な仕事だということは理解していたが、スタッフ同士にもそれが強く反映されていて、マニュアルもなく、ドキュメントも形骸化し、なにかあると誰かが感情的に「怒鳴っている」風景が当たり前だった。 声が大きい人が得をするのは、日本企業あるあるなのかもしれないが、型にはまった量産型の察しと思いやりなイエスマンには

          「言わなくても分かるでしょ」族との戦いの歴史=僕のキャリアパス