薬局にて学んだこと13 楽しいことを考えるとエネルギーは高まる 

 

皆さん、楽しいことを考えると、心なしか体は軽くなりませんか?楽しいと、私たちの呼吸は深くなり、体の気は良くめぐり、筋肉もリラックスした状態になります。こんな時は、実力も発揮しやすい状態にあります。その筋肉の緊張状態を診ることで、病気などの診断に生かす方法があります。O(オー)-リングテストというものです。皆さん、聞かれたことのある人がみえると思います。

漢方薬による治療や、鍼灸、マッサージ、ヒーリングなどを代替医療と言いますが、この代替医療の診断法のひとつとして、O(オー)-リングテストというものがあります。ニューヨーク在住の医師である、大村恵昭先生が発明したものです。右上の図のように、親指と人差し指や中指などでOの形を作って力を入れます。そして、人に両手で、そのO形の指をはずさせて力の強さをみるのです。

実際にやってみるとわかりますが、驚くことに、楽しいことを考えると指に力が入ります。その逆に、嫌なことを考えると力が抜けてしまうのです。病気を治すためには、ポジティブシンキングが大切なのだということも納得するでしょう。また、自分の体に合った漢方薬や、ゴマなどの自然の食材(その人に合った)を握った時も指の力は強くなります。自然のものでない西洋薬や、精製された砂糖や食塩、農薬や添加物のたくさん入った食べ物は力を弱めてしまいます。パソコンや携帯電話などの電磁波を発生させるものも、触れていると指に力が入らないことを感じるはずです。

では、ここでエネルギーを高める方法をひとつご紹介します。舌を上前歯の裏につける方法です。これを鵲橋(じゃっきょう)と言います。鵲橋(じゃっきょう)の鵲は、鳥のかささぎで、陰陽(いんよう)を結びつけると言われています。

私たちの体の前後には、縦に走る陰の任脈(にんみゃく)と陽の督脈(とくみゃく)という大きなエネルギーの流れがあって、そのつなぎ目のひとつがここなのです。これをつなぐと、気が良くめぐりエネルギーを高めることができます。

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