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お加持のレッスン、痛みのあるところには

体の痛みのあるところには、必ずと言ってよいほど水があります。帯状疱疹の方のお加持をしました。

帯状疱疹になると、発疹が出ている場所の神経が傷みます。
それは、その神経が炎症を起こし、まわりに水がまいてきて、その水が神経を圧迫するからです。

そのような時は、早い時期に、バルトレックスというお薬を服用して、発疹の発症を抑えることが必須です。痛み止めも必要でしょう。でも、発疹が出ていない場所でも痛みがあったり、そのお薬を飲んでも後々痛みが残ったりします。

このような時に、お加持(漢方薬でも)では、その神経のまわりの気と水を流すことを考えます。発疹が出ていない場所が痛い場合は、抑えられて出なくなっただけで、きっとその神経のまわりにも水がまいているはずです。
気と水を流すには、やはりなでることをします。痛い場所の神経をイメージして、神経をなでながら、滞った気と一緒に水を流すイメージをするのです。

その後は、体全体の水の流れを良くするために、胃経の滞りを取ることや、痛みのためなどで胆経が滞っている場合があるので、それを流します。
うまく水が流れると、びっくりするほど痛みが楽になる時があります。


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