親子関係の変化の過渡期

最近モヤモヤする
自分の気持ちを
見つめてみた


子供と一緒にいたい
自分につかえる自由な時間が欲しい



入園するまでの間の
どっち道あとわずかな
この2択問題



二つの
両立がうまく出来ない


私自身が
自分のことをしたい
という気持ちが
強くなってきたのだと思うし


3歳の息子も
自分の道を
歩き始めている



息子は
自分の好きな世界を見つけ
自ら没頭することができる

そこに私はついて行こうと思っても
以前のように
ついて行けていない


息子の好きは
私の好きではないので
一緒にやっていてもちょっとつまらないし
何より
自分1人でも遊ぶことができるから
遊ぶために私の存在が
不可欠というわけではないのだ


子供と一緒にいたい気持ちがあるのに
息子自身が作った
息子の世界に
一緒に入り込んで
楽しめない




そこにもどかしさを感じる



前は同じだったのに
いつの間にか
お互いに
枝分かれし始めていた



親子一体から
それぞれの自分の道へ


今はその過渡期で


このモヤモヤした気持ちこそ
今の
私と息子の
親子の段階そのもの



これまでの親子関係から
新たな親子関係へ
息子の成長に伴って
次の段階へ
変化する時が来たのだ



親子関係の過渡期だ

私の
子供といたいは
たぶん
親子一体だった頃の
息子が赤ちゃんの頃のままなのだ


息子をお腹に授かった時
大きいお腹で歩いていた時
期待と不安で産んだ時
初めて我が子と対面した時
命を生かすことに必死だった時
子供のためならなんでも頑張れた
あの時のまま


息子はもう
私の存在がなかったら
泣いてしまう
健気で弱々しい
赤ちゃんではなくなった
守ってあげなきゃ生きられない
赤ちゃんではなくなった



自由に使える体で
自分で何でもしたい
自分の意思を
自分の言葉で
伝えられるようになった
やりたいことをやりたいと
言えるようになり
やりたくないことをいやだと
言えるようになり
人の気持ちを思いやったり考えたり
自分で考えて
自分で行動できるようになった
自分で自分の道を
歩き始めた






願っていたことのはずなのに
そのために
日々を
過ごしてきたはずなのに
寂しい




こんなに早く
やってきてしまって
私の心の準備が
できていなかった





きっと
お母さーーーんと言って
泣いて助けを
求めてくるんじゃないか


きっと
お母さんじゃなきゃ嫌だーーー
と言って
泣くんじゃないか




うざったくて
でも必要とされていることが
嬉しくて
どこか期待して待っている自分もいる

息子のおかげで
自分は
誰かに頼られるような逞しい人間に
なれたような
気がしていた




息子が
お母さんを求めることの間隔は
少しずつ空いていき
時々確認出来れば大丈夫
という感じになって
お母さんじゃない誰かとも
一緒に楽しめるようになってきた
嬉しい成長だ





あぁ
こうやって
だんだん
離れていくんだなぁ





少しずつ離れていったような気もするし
急に離れていったような気もする
3年間の
ここまでの変化は
とにかくあっという間で…


息子の成長に
私の気持ちがついていっていないことに
気がついた



私も
息子と共に
次の段階へ行く
準備を
しなければならない

入園までまだ少し時間があるから

少しゆっくり

もう少しだけゆっくり

おおきくなって




私が
笑顔で
行っておいで
って言ったら
きっと
寂しがりながらも
喜んで行くようになる






今は
そうなるまでの
お互いの、
というか
ほぼ母側の
準備期間






このもどかしさを
あと少しだけ
味わい尽くしたら
進もう