279、作田氏名誉毀損訴訟~日赤全文字起こし提出~2024年(令和6年)7月10日口頭弁論期日


7月10日口頭弁論期日に向けて、島崎裁判官から指示を受けた通り、片山弁護士は作田氏を尋問に申請し、同時に作田氏の陳述書を提出した。作田氏の陳述書については尋問にも関係があるので、ここでは紹介しないが、またもや事実確認をせずに誤った発言を行っている。


日赤から「とがめられたことがない」と開き直る作田氏~日赤との全文字起こし提出決意

作田氏は陳述書の中で、診断書の発行の仕方について日赤から注意されたことがないからあたかも問題がないかのような主張を行っている。が、日赤は許していたのではなく知らなかったのだ。

その証拠に、2022年(令和4年)12月15日に古川弁護士と私が日赤医療安全推進室の田川愉氏を訪れた際に、田川氏は、古川弁護士から【実名・生年月日・住所等の個人情報が処理されず載ったままのA家3名分のカルテ】を見せられて、驚きを隠すことが出来なかった。

日赤では、医師が研究目的で診断書やカルテを利用したい場合には、病院が設置している委員会に諮られ審議される仕組みになっている。そして、委員会が認めれば事務方が個人情報を全て消し、その段階で初めて診断書やカルテは外部に持ち出されることが可能になる。作田氏はこのような手続きを経ずに勝手に実名入りのカルテや診断書をコピーして外部に持ち出していたのである。

作田氏が、今回の陳述書で、「日赤が咎めなかったから」と開き直っているのを見て、私は【日赤との対談の全文字起こし】を提出したいと島崎裁判官に伝えた。裁判官はそれを了承した。島崎裁判官は、特に読んで欲しいところには下線を引くなど明記して欲しいと言った。全体が長いので、この件に関するとことだけわかるように提出することにした(一番下に掲載)。トータルで55分もある。

意見ではなく事実だけを

島崎裁判官は尋問で、私に対しては「前訴については理解しているが、あくまでも本件についてのみ述べるように」と釘を刺し、作田氏についても「意見ではなく事実のみを述べるよう」口を酸っぱくして言った。


本人尋問の開催および時間配分

次回はついに作田氏の本人尋問。9月18日(水)午後1時30分より最長3時まで(目安は2時半)。東京地裁806号法廷においてである。当然、原告の私たちも尋問される。


各配分時間は下記の通り。

・被告作田学 主尋問15分 反対尋問15分
・原告酒井久男 主尋問10分 反対尋問5分
・原告藤井敦子 主尋問15分 反対尋問5分


日赤との会話全文字起こし~2024年(令和6年)7月31日提出

①証拠説明書(5)

http://atsukofujii.lolitapunk.jp/%E8%A8%BC%E6%8B%A0%E8%AA%AC%E6%98%8E%E6%9B%B8%EF%BC%88%EF%BC%95%EF%BC%892024-07-31.pdf


②甲45号証録音データ反訳書

下線部(争点になっているところ)を中心にお読みください。

このような冤罪は誰に身にも起こります。信頼すべき医師が診断書を悪用し捏造を生み出し、弁護士が提訴する。今後この様な事の起こさぬよう私達は闘います。本人訴訟ではなく弁護士と共に闘っていくため、カンパをお願いします(note経由で専用口座に振込み)。ご理解の程よろしくお願い致します。