「およ」寒くても笑ってほしい親父ギャグ
そろそろ寝ようと、洗面所で歯を磨く。
とつぜん理科系夫が斜め後ろから現れて
「およ」
と声をかけてきた。
絶妙なイントネーション。
あつこ、歯磨き中なのに、思わず吹き出す。
洗面所の鏡まで歯磨き粉が飛んでしまう。
あつこ「なんなの!いったい!」
怒りながら笑ってしまう。
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「およ」
NHKの朝ドラ「舞いあがれ」を見ている方ならご存知だろう。
主人公のまいちゃんのおばあちゃんが使っているあいづちの言葉で五島弁だ。
17日放送のお好み焼き屋の場面で
「およ」がアドリブで使われ、思わず笑ってしまった。
理科系夫は、笑うあつこを見て
(これはギャグとして使える)と思ったのだ。
たぶん。
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理科系夫は、真面目な会話の中に
突然ギャグが混じる。
お味噌汁を作りながら
「これは我が家で使っている『だし』だし」
⭐︎⭐︎⭐︎
お昼ご飯に茹でてくれた蕎麦をほめたら
理科系オット「ソバだけにバッーと、見えた?」
あつこ「…」
理科系オット「うどんだったら、ドーンと見えるんだ」
⭐︎⭐︎
落ちてしまった米粒を拾いながら
「落ち穂拾い、じゃなくて
落ち米拾い」
⭐︎⭐︎
器用な理科系夫。
ふせんがうまくはがせないあつこを見て
「こういうのを『ふせんぱい』って言うんだよ」
(え?不戦敗)
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毎日何か、苦笑するギャグを言っている。
なぜなのか?
なぜおじさんは親父ギャグを言うのか?
ふふ、
まぁ慣れるしかないか。
多分、彼にとっては言葉遊びのようなものなのだろう。
ちょっとため息をつきつつ、親父ギャグを生活のスパイスとする毎日なのだ。
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