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一粒万倍日

今日10月25日は一粒万倍日というツイートが目に入った。お財布を新しくしたり貯金を始めたり(貯金を始めるって七歳のお正月明けにしか使わないのでは?)するのに良いとされる日。

そうなると先日思いを馳せた宝くじのことがちらつく。
やっぱり買ってみるべき?

宝くじのことを考えながら町を歩く。コンビニができる前は町に欠かせなかっただろう何でも屋さんに、宝くじののぼりが立っていることに気付く。新聞やたばこを売っている何でも屋さん。入ったことはないけれど、入口からはパンが並んでいるのも見える。
閉店間近の洋品店にも宝くじがどうしたこうしたというポスターが貼られている。おばあちゃんってどこで服を買うんだろうねと聞かれたら、ああいうところで買うんですよと教えたいような、洋品店。エプロンもたくさん吊られている。
コンビニのコピー機。どういう仕組みか調べていないけれど、機能紹介のポスターのなかに宝くじの文字がある。

あちこちに宝くじ。
それでも数千円が何にもならずに消えていくことを想像すると買えない。

億万長者になった人はだいたい不幸になると聞く。不幸の反対、幸せになった人は、当たったことも、どういうふうに幸せになったかも秘密にしているのかもしれない。そうだ、グルメ情報をたっぷり持っていてメディアによく出ていた人が、実は学生時代に宝くじに当たったから趣味のグルメに全振りできて仕事につながったんだとのちに語っていたっけ。

宝くじに当たったら…
週に一回、体のむくみを取るためのマッサージを受けたい。
市民上映会を毎月主催したい。
ヨガやピラティスのプロから個人レッスンを受けたい。
「るるるるん」を置いてくださってる書店さん巡りを3人でしたい。(旅費などは全部わたしがプレゼント!だって億万長者だからね)
「るるるるん」のイベントを各地で開きたい。

これくらいにしておこう。
前後賞あわせて何億も当たってしまったらもっともっと雑に大きなことが叶いそうだけど、やりたいことがなかなかできない毎日を過ごすのが好きだな。そもそも宝くじ、買ってないし。

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