2019/10/07 うまくまわりすぎて怖い

日記のような、私的な、できれば下世話なことが書きたい。（マガジン ひとんちの、話）

2019/10/07（月）

病院に行く。
ドラッグストアで生活用品を買い足し。
お昼を食べながら、三ヶ月前のブラタモリを観る。
西陣織の職人さんが、機織りのために自爪にヤスリを縦にかけて爪を小さな櫛のようにしている場面を見る。スカルプチュアではだめなんだろうか。だめなんだろうな。ネイルチップでもきっとだめなんだろう。伝統工芸を守るために爪を櫛にする、それになぜか涙が出そうになり、テレビを消した。

午後から出社。
人に教える。喉がつらい。

定時でダッシュ、脱出。
スーパーで買い物、帰宅して湯船の栓を抜き、小雨にうたれかけた洗濯物を取り込み、花粉がついているといけないから念のためはたき、お汁ものと茹で野菜とお肉しゃぶしゃぶと、厚揚げの煮物を作る。
おそらく八年に一度くらいの冴え渡る手際の良さで、家族の帰宅までにすべてが整った。

アジア食堂セット、とわが家で呼んでいる、小さなトレイにだし醤油、ナンプラー、酢、ごまドレをのせたものを食卓に置く。
日本のテーブルの上にはだいたい醤油や塩くらいで、でもほかのアジアエリアだともっといろんな調味料が並んでいた、そんな経験が多い。
ばっちり味が決まっているより、好きなように味を足せる方がわが家は好きだ。

洗濯物をたたんで、TBSラジオのクドカン回をタイムフリーで聴きながら数独で遊んで、それを切って本を読む。

今日は愚痴も毒もなんにもない。
家事がうまくまわりすぎて、怖い。

#日記