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山がガスるには理由がある。

山がよくガスるのはなぜ?

人間の目には見えないが、
空気には水分が溶け込んでいる。

溶け込める水分量は
その空気の温度によって変わり、
高くなるほど多く溶け込める。

標高が高い山などは温度が低いため、
溶け込める水分量は少なくなる。

温かい空気は上昇し、
冷たい空気は下降する。

日の出から、
温められた空気は水分を含んで上昇する。
上昇するほどに冷やされ、
下がった飽和量を超えた水分が溢れ出す。

自然はこれを繰り返す。

標高が高い所ほど温度が低くなる。
これは気圧が下がる、重力から離れるため。

引用先には、
空気の分子数が少ないため、空気同士の
熱伝導がしにくい。また熱は他の分子に
伝えることが出来ないと熱量が低下する。
とある。

平地からの反射熱が届き難い、
訳ではない。

これを
100個の空気分子を1つの器で囲ったとして、
これが温められると器が大きくなり、
冷やされると小さくなる、と捉えてみる。

つまり、
重力から離れるほど器は大きくなる。
離れすぎると器は無くなる。
重力が届かなくなる。


行き過ぎて、戻り過ぎて。
自然はこれを繰り返す。


山がよくガスる理由。

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