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プロスピAのYouTuberであるVIPさんの打撃をデータ化してみた。2

リアタイの定石とこれからの配球の傾向をVIPさんの打撃をもとにデータ化してプロスピAを盛り上げていき、しっかりとみなさんのお役に立てれるよう頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。

前回は、大まかにインコース攻めの有効性と時折混ぜるアウトコースの重要性を説いたが、今回は、カウントによる打率の変化を詳しく語っていきたい。基本的に配球の理論は変わらないのだがこの時にこの球を投げたら打たれやすいデータがあるよということを頭に入れておくだけでも防御率は、減ってくるものなので意識してやっていただけたら幸いだ。

まずはこちらの右打者のデータを見てもらいたい。

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初球の入り方からの組み立てについてのデータになってくるが、正直データ量が少ないため一概に言えないが初球ボールの後の変化球は見逃していることが多い。やはり真っ直ぐ待ちが定石であるプロスピAのリアタイにおいて、この結果は必然と言える。どうしても焦ってカウントが悪いとツーシームを投げがちだが、カウントを稼ぎたいならむしろ変化球の方がいいのではないかと考えに至った。

焦るといえば話は変わるがホームランを打たれた後ツーシームを投げるあるあるというのも一時期流行りましたね。

次に左打者のデータを見てもらいたい。

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 ここで注目すべきはファールボールの数になってくる。現実の野球においてファールでカウントを稼ごうとするときは大体が体に近いコースの速い真っ直ぐになってくるが、このデータによれば変化球こそファールが取りやすい球になってくることがよくわかる。初球のボール球の後にストライクを取れると明らかに攻め方が変わり有利になってくるのは言うまでもない。そして、プロスピAのリアタイにおいて、カウントによる打者有利、不利が存在しないように見える(現実の野球と違いコントロールに心配がないのと、死球の痛みによる恐怖がないため)が実は結構関係していることがよくわかるデータがあるのでこちらをみてもらいたい。

右打者の場合

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このデータはカウント別の打率を出したものになるがデータ量が少ないのでなんとも言えないがやはり打者の有利なカウントで打率を残していることがよくわかる。

カウント球というのは、分かりづらいかもしれないが、打者有利のボール先行からの投球と考えてくれていい。次に勝負球というのは、投手有利のストライク先行からの投球と考えてくれていい。

先のデータをわかりやすくまとめた表がこれだ。

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右打者のカウント球の場合の打率は.650とハイアベレージを残しておりこれを抑えるのには困難といえる数字であることは間違いない。

次にこちらの勝負球のデータをみてもらいたい。

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これは右打者の場合の勝負球の場合の打率だが、.290とかなり落ちていることがわかる。やはりストライクを稼いでいくことが現実の野球でもプロスピAのリアタイでも重要であることが理解してもらえたと思う。

左打者の場合

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やはり公言通り、左打者が得意なようでいずれの場面でもハイアベレージをのこしていることがよくわかる。

わかりやすくしたデータがこちらだ。

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こちらもカウント球の打率は、右打者の時と同様.650とハイアベレージを残している。特に力を発揮しているのが対右の得点圏時で.710と油断も隙もない。得点圏打率の良さは、プロスピAのチャンスという特殊能力が存在するためこういった結果になったと推測される。

次に勝負球のデータだ。

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こちらの打率は.490になっている。右打者の時よりは酷くはないが明らかに打率が下がっているのがよくわかる。

以上のとおり、カウントが打率に反映してくる事実を理解してもらえたと思う。特殊能力に奪三振があり、ミートが下げられるという(主に千賀、藤浪投手など)ことがあるのでそちらも関係していると思うがやはり心理的なものが大きなウエイトを占めていると考えている。

何も考えず相手の苦手なところを突いていけば基本抑えれるが猛者になってくるとそうもいかないのは、皆さん周知の通りだと思うので、これらを頭に入れて配球をしていってくれたらと思う。

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