プロスピAのYouTuberであるVIPさんの金子千尋の配球をデータ化してみた。

タイムスリップ金子千尋投手はSFF2種類に留まらず他に球種が多いので使い方によっては無双間違いなしの投手になってきます。

球種はこんな感じ

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ストレートも遅くないですね。Dカーブの変化も大きくSFFを張り続けるとそこに反応できないのは明白になってきます。

早速このデータから見ていきましょう

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結構被打率は高めですね。ダルビッシュ投手や内海投手の被打率なんかと比べても相当高い数値になってきています。正直データ量が少ないのでなんとも言えないのが現状ですが気になります。

しかし奪三振率は群を抜いていますね。金子千尋投手の強みはこのあたりでしょうか。

続いてこちらのチャート図を見ていきましょう

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インコース中心の配球ですね。ギリギリを常に狙っている印象です。最近のトレンドの甘めの球もそこまで使っておりません。というのも金子千尋投手の強みは低めのギリギリを投げSFFの見極めを難しくするのがデフォルトの使い方だからですかね。時折裏をかいて高めを投げていますがタイミングが悪かったのでしょうかことごとく打たれています。

あとは、打球方向がほとんど引っ張りになっています。タイミングのずらし方が難しい投手ということでしょうかどうしてもスピード帯が同じ球種を中心に配球するので仕方ないところです。

続いては場面別の投球割合です。

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ここで注目すべきは走者がいないか得点圏にいるかで配球が大きくかわっているところです。

走者なしでは、小さいSFFが多いのに対し得点圏の場面ではSFFの大きい方も小さい方も半分半分の投手割合となっております。これは空振りを取りたいかゴロを打たせてゲッツーを取りたいかで配球を変えているからでしょう。VIPさんが考えて配球していることがよくわかります。

修正点としては安打を打たれている時小さい方のSFFの投手割合多いのでもう少し大きい方のSFFを勇気持ってゾーンに投げていくことが大切なのかもしれません。そうなってくるとストレートの使い所も頭を使っていかなければなりませんけど。。。

続いてカウント別の被打率のデータです。

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当たり前ですがカウントが悪いと非常に被打率がたかくなっています。他のリアタイ投手と比べても随所にデータとして出ています。なので金子千尋投手の場合特に先に追い込むことを意識した方がよさそうですね。というのも低めのSFFの見極めが難しく見逃し三振を嫌がる傾向にあるからだと考察します。プロスピAの場合ファールを打たせる投球ですね。タイミングをいかに外してファールを打たせてすぐに追い込むかが肝になってきます。

まとめ

高めのストレートはタイミングを見て使う

小さいSFFを使いたいが大きい方も積極的に使う

先に追い込むことを意識

この3つになります。今回はデータ量が少ないのでなんとも言えないのが現状ですが金子千尋投手は使い方によっては三振が取れて最強なのは間違いありません。

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