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俺流、今期春アニメ声優評価

ゾンビランドサガ二期

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1.作品概要
一期は、あらかたの予想を覆して大人気の作品にのしあがったゾンビランドサガですが、二期は、意外と宣伝が少なく書く言う私も放送するまで二期やるということを知らなかったほどでした。
予算の問題なのでしょうか、ダンスシーンも全てCGモーションになっています。
しかしどこぞのアニメのダンスシーンの爆死を見るとこれで正解だったのかもといえるでしょう。笑
制作会社は、MAPPA、エイベックス、Cygamesの共同製作です。
共同製作ってあまり聞かないのですが私だけでしょうか。
それはまあ置いておいて、作画は、安定していて歌も人気です。

2.ストーリー

今流行りのアイドルアニメにゾンビ要素を加えたものになっています。
ギャグ要素も多くクスッと笑える作品になっています。

3.声優
それでは、本題の声優です。
私の評価は、70点になります。

どうしても歌を歌わないといけないので、アニメの演出やキャラに完全に沿ったキャスティングは、難しくなるのでしょう。
しかし、そのなかでも本渡楓さんや宮野守さんの配役は、最高でした。

源さくら役の本渡楓さん

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少し前にいろいろ騒動があった本渡楓さん本人は完全否定したので真実は闇のなかになってしまいましたが、すぐに噂も聞かなくなったので本当に違ったのでしょう。
さて、本題に入ります。
本作の主人公の源さくらは、終始佐賀弁でしゃべっているので
いわゆる方言キャラになります。
どうしても方言を意識するあまり抑揚が付けづらい方言キャラですが
本渡楓さんは、めちゃくちゃうまいです。
しかも、方言キャラの特性を活かし可愛さを引き出しています。
完全に佐賀弁を味方につけましたね。
どやんすが流行るといいですね。
本渡楓さんのラジオを聞いているとトークうまいですよね。
イベントとかが増えていけばどんどん上に行きそうな素質があります。
私服のセンスも独特で本渡楓さんと言えばこんな感じというものがありますよね。
私としては、今後も期待大の声優さんの一人ですので頑張ってほしいです。

巽幸太郎役の宮野守さん

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言わずもがな最強のギャグ声優(誉めています)の一人ですね。
自由すぎてもはや演技なのかよくわかりません。
しかしこの役にそれが必要になってくると判断して宮野守さんにしたのでしょう意図を感じる配役で最高です。
宮野守さんは、七つの大罪のギルサンダーのような真面目でかっこいいキャラをやれる実力がありながら、東京喰種の月山のような変態を演じることが役幅が広すぎる最強の声優です。
そういった声優をこのような使い方ができるゾンビランドサガ製作陣には、天晴れをあげたいですね。
あえて、何も言わず自由にさせたのでしょうかそれとも指示でこうしたのかすごく気になるところです。
こういったメタ系の演技が今後ギャグアニメで増えていくことでしょう。
そういったときに宮野守さんを使い続けるのかそれとも他の声優が台頭してくるのか楽しみです。

全体的に歌唱力重視の配役でした。
悪くはないのですが想像は、越えてきませんでした。
この辺りをどう塩梅をとっていくのか今後のアイドルアニメの課題に
なっていきそうですね。

4.まとめ
中盤の中だるみ感が出てしまい勿体無いですね。
コンテンツと歌は、いいのでこれを生かしていろんな展開を見せてほしいですね。

戦闘員、派遣します!

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1.作品概要
このすばやけものみちで有名な暁なつめが原作者ということで期待値が放送前から高かったです。
OPも声優の伊藤美来さんの[No.6]がMVの再生回数が100万回を超えてとても人気です。
なんといっても伊藤美来さんが可愛い。
このMVは、何回も見てしまいます。
最近のアニメ業界は、俺最強系か異世界転生でシリアス展開のものが多くなっています。
このすばのような癒しと笑いをもらえるアニメに飢えたアニオタが待ち望んだ作品と言えるでしょう。

2.ストーリー

つまり、悪の組織戦闘員の六号(主人公)が可愛い仲間たちと魔王軍を姑息な手を使って侵略していくというストーリーになっている。
武器は、異世界ものであるにも関わらず、現代の兵器であるロケットランチャーなどで非常に珍しい。
そこもギャグ要素なのかな。
またそういった武器を使うには、悪行ポイントというものが必要で悪さをしないと武器が使えないという設定も非常に面白い。 
正義の味方ではなくあえて悪役を主人公にしてギャグ要素をつけていくこの暁なつめさんの才能には、脱帽です。

3.声優
本題の声優になります。
私の評価は、95点

全体的に大人気声優に頼らないキャスティングになっており、好感が持てるのと富田美憂さんや高橋ミナミさんの配役が絶妙で思わず[わかってるね]と叫びたくなります。

アリス役の富田美憂さん

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富田美憂さんのイメージは、私のなかで異種属レビュアーズで止まっていました。
あと、水瀬いのりさんに憧れているということで少し話題になりましたよね。
少し鼻がかかった声(表現が難しい)でかつ透き通る声が特徴です。
異種属レビュアーズのクリムのような常に敬語の恥ずかしがり屋の役が得意な感じかと思っていたのですが、こういったアリスのような悪かっこいい感じの役にこそ彼女の声が活きるのでしょう。
確実にはまり役です。
歌手としても活躍していますが曲と声がかっこいいんですよね。
ラジオなんか聞いててもトークが面白いですし
これはもう一段階富田美憂さんの覚醒がありそうな感じしますね。

グリム役の高橋ミナミさん

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高橋ミナミさんは、どうしても大西沙織さんとの番組のイメージが先行してしまいあまりアニメ声優としての活躍を見ていませんでした。
代表作は、エロマンガ先生の山田エルフになるのでしょうか。
調子にのっている感じの役がはまり役なのでしょう。
高橋ミナミさん自体すごい可愛く役がもらえればイベントに引っ張りだこになって爆発的に売れるようになると思うのですが、まだまだそのような波にのれそうな感じでは、ないですね。
今回の配役は、グリムという役で演技は、上手い。
でも印象に残るかと言われればそこまでなのでこういった役をコツコツ続けて出していけたらと思いますね。

男性キャラが少なくキャラが被りそうなところを上手く女性声優を配役していました。
その分、男性声優の選び方が繊細になると思います。

主人公の六号役の白井悠介さん

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そこで主人公役の白井悠介になるのですが、申し訳ないのですがこのアニメで知りました。
調べてみるとヒプノシスマイクの人なのですね。
笑い方の演技が上手く悪役だけど、ギャグ感が出てて最高です。
ここから役が増えていくかは、微妙なところですが頑張ってほしいですね。

4.まとめ
声優のチョイスは最高でしたが、、、
このすばの幻影を追って見た人は少し物足りなさを感じたと思います。
原作カットも多く話が飛んでいるところもマイナスですね。
しかし、作画も安定していて丁寧に作っているので見やすいアニメになっているのでおすすめです。

幼馴染みが絶対負けないラブコメ

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1.作品概要
声優のキャスティングで一気に話題になった作品といっても過言ではないですよね。
声優オタクなら誰もが知る最強のいのりっくまねる大西沙織が全員出演という前代未聞の作品となりました。
確実に製作陣のなかにがち声優オタクがいましたね。
イベントはどうなるのでしょうか。
ただの身内の雑談会になりそうな気がしますが。
制作会社は、動画工房さんになりますね。
日常系アニメといえば動画工房さんと言われるほどの有名制作会社になるんですがダンスシーンで作画が安定せず悪目立ちしてしまいましたね
他の場面は、ギリギリの作画でもっていたこともあり勿体無いですね。
原作のカットも多く不評の声が多いですが。。。

2.ストーリー

つまり、幼馴染みが絶対負けないラブコメってことですね
ギャグの寒さや話が飛んでいるところもマイナスですがストーリー構成は面白く普通のラブコメとは違うものを感じました。

3.声優
本題にの声優です。
私の評価は、80点です。

話題狙いのキャスティングといっても過言ではないですがそれも売れるための手として私は、ありだと思います。
しかもむやみやたらと選んでいるわけではなくしっかりとキャラに適した配役をしていました。
好評価をあげたいと思います。
しかし、やっぱり置きにいっていますよね。。。
私としては、大西沙織さんと島崎信長さんがこのアニメで良かったと思います。

桃坂真理愛役の大西沙織さん

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大西沙織さんは、だんまちのアイズやエロマンガ先生の千寿ムラマサの役が代表作ですね。
私のイメージは、声優界のユーティリティープレーヤーという感じです。
いい意味で癖がなくキャラに違和感を与えません。
天才というより技巧派で勝負している感じですね。
今回の役の桃坂真理愛は、妹キャラで少しぶりっこが入りつつ全て作戦というキャラです。
私でも言われなければ大西沙織さんが演じているというのがわかりませでした。
すごい技術だと思います。
ラジオでは、音泉の佐倉としたい大西は、人気で多くのファンがいることは間違いありません。
女性人気も高く息の長い声優人生になりそうな気がします。

甲斐哲彦役の島崎信長さん

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最近では、ソードアートオンラインのユージオなんかが有名でしょうか
主人公役の松岡さんとは、とても仲良く共演回数も多い気がします。
甘い声で優しいボイスですよね
女性人気が高そうです。
ソードアートオンラインのユージオの時もこのようなイメージの役でしたが、今回の甲斐哲彦役は、そういった感じではありません。
終始腹黒い立ち回りなのに悪人感が出ていないキャラです。
キャラが高校生離れした企画力等どこか非現実的な高校生ですがどこか高校生感を残した演技が魅力的でした。(伝えづらい笑)
アイドル系のアニメでもよく見る島崎信長さんですので消えていくことは、ないでしょうが、女性声優で足りてしまうところを得意としている分こういった役の幅を見せていくことが大切になっていくとおもいます。

4.まとめ
前評判のわりに伸びなかったアニメでしたが全体的には楽しめました。
個人的には、二期も期待できるアニメでイベントが盛り上がりそうなので、声優諸とも頑張ってほしいです。

Vivy-Fluorite Eye's Song-

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1.作品概要
原作があのリゼロの作者長月達平さんでストーリー構成には、問題ないことでしょう。
作画もどこか美術作品チックできれいに仕上がっています。
SFのAIものというベタにベタを重ねたようなストーリーですがこういったものでこそ小細工なしで面白さで勝負できますね。
そしてやり直し系最高峰リゼロの作者が作っているので大丈夫でしょう。

2.ストーリー

思いの外戦闘シーンが多く作画もすごく良かったですね。

3.声優
本題の声優です。
私の評価は、75点です。

やはり、AIという機械に声を吹き込むというのは、難しいですよね。
感情を入れすぎてもいけないですし、機械過ぎても物語の趣旨に合わないというところで主人公役の種﨑敦美さんは、いい塩梅でやっていたとおもいます。また主人公の相棒役の福山潤さんは、キャラ的に説明口調が多かったのですが、早口でも聞き取りやすく良かったと思います。

主人公の役の種﨑敦美さん

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イメージは、青ブタの双葉役のような静かで落ち着いてる感じでしょうか。
この落ち着いている感じが機械チックでマッチしたのでしょうか。
時折見せる感情の振れ幅も上手く表現しておりAIなのに感情移入しそうになるいい演技だったと思います。
もう少し戦闘シーンに躍動感をつけてほしかったですが。。。

主人公の相棒役の福山潤さん

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代表作は、なんといってもコードギアスのルルーシュでしょう。
他にも中二病でも恋がしたいの富樫役などイケメンボイスの持ち主ですね。
今回はAIのキューブということで少し宝の持ち腐れ感がありますが説明口調のうまさ来る聞き取りやすさを見ると適役でしたね。
今後こういった幅広い活躍が期待されると思うので他の男性声優に埋もれないようにやっていってほしいですね。

5.まとめ
全体的な声優の評価は、低めにしてしまいましたが個々で光るものを感じました。今後機械チックなキャラの演じ方の正解を見てみたい。
なかなか難しい塩梅ですよね。。。

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