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第48期最高位戦A2リーグ 第1節b卓 4回戦 牌譜と感想

対局者
東家 設楽遙斗
南家 佐藤崇
西家 鈴木たろう
北家 河野直也

実況 小宮悠
解説 新井啓文

配信元


東1局0本場

流局
河野 3000
河野→供託 1000
※設楽さんの第一ツモが確認出来なかったのでそこは映像から憶測で4sとしています。

東2局1本場

流局
たろう 3000
たろう→供託 1000

東3局2本場

設楽→佐藤 1300+600+2000

東4局0本場

佐藤 2000/4000

佐藤さんの3pポン出し4pから異常事態をしっかり把握し、ここで完全撤退の打5m。
たろうさんの実に繊細な所が感じられる。
ここで東をツモ和了るまで見てもたろうさんのベタ降り感がよく伝わる。
設楽さんは悩んで2sを勝負という感じで聴牌を通してきたが、次に持ってくる危険な牌で止めるもありそう。高打点の仕掛けに対しての対応が押しも引きもどちらも見れるいい局だった。

南1局0本場

たろう 1300/2600

たろうさんはここでカン3mを嫌い打2m。
打点派らしい選択。
そして、このリーチである。
未来でも見えてるのかな?
打2mしなくても人は同じような感じにはなるのかもしれないが、カン3m聴牌時にリーチするか微妙な感じになってしまうとは思った。流石にドラが関わる変化を待つとは思うが。

南2局0本場

たろう→佐藤 1500

南2局1本場

佐藤→河野 8000+300+1000
設楽→リーチ棒 1000

南3局0本場

設楽→たろう7700

南3局1本場

設楽 3000/6000+300

2mが入って三色が現実的になった所で打5mこれはもう三色なり、チャンタなり高打点に仕上げるぞという意思を感じる。そんなロスって訳ではないけど、保留気味に3pに手をかける人はいそう。そうすると東が暗刻になった時に困るからこれはなかなかに勉強になる。

南4局0本場

佐藤→設楽 2600+1000
佐藤→リーチ棒 1000

総括

全4回戦を通して、たろうさんと設楽さんが実に暴れまくった印象があるし、選択もオリジナリティーあふれるものが多かった。佐藤さんや直也さんは実に苦しいスタートだが、随所で勝負に出た打牌、丁寧に形を作っていく選択も非常に見応えがあった。

後は解説陣の新井さんと小宮さんも聴いていてとても楽しくかつ分かりやすく実況と解説をされていて、長い4回戦の間でストレス無く放送を楽しめた。
Mリーグメインで見ている人たちにも是非とも知ってもらいたい。

こみはるかわいいよ、こみはる

後は設楽さんのインタビューがもう最高だった。
年々増えてると噂のシタラーの気持ちもよく分かる。こんなん応援したくなっちゃうわ。去年のA1最終節でギリギリな残留争いを演じて、試合後のインタビューも無くてファンもざわついていたが、ここで去年の気持ちを聴かせてもらって大変良かった。是非ともまたA1再昇格する姿を見たい。

A2のOPでA1選手を見上げる構図に不服を言う設楽さん。
「あれ、俺に対する煽りじゃないっすか!」で悪いと思いつつも爆笑してしまった。
興が乗り、「悪口すごいじゃないっすか。そういうやつはスタジオに来い!」と友人格闘家の宣伝をインタビュー中にもしていたからか、もはやそれはプロレスラーのマイクパフォーマンスなのよ。これにはゼウスもこの笑顔である。同卓者全員大爆笑やんけ。

最終的に直也さん応援のために書いてたけど、設楽さん応援noteみたいになってしまった。直也さんA2頑張ってください!

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