![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126036295/rectangle_large_type_2_ac265a7762359a2dfd0029772ea9a96c.png?width=800)
2023年の履歴(この作家)
2023年に訪問した展覧会・イベントを通じて、印象に残った5つを紹介。今回はこの個展を見れたよかったと思えたものをセレクト。
1.三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions(千葉市美術館)-2023/7/15-
これまで富山県美術館、平塚市美術館、丸の内オアゾ前などで見る機会のあった三沢厚彦さんの作品。15年前の平塚市美術館での個展以来で見学。千葉市美術館の旧銀行の建物を生かした展示もあり、温かさと不気味さの不思議な雰囲気をもった動物や神話の生物のようなものが並ぶ光景は見て楽しい時間。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125941951/picture_pc_28132c01c28d2c48e48015987178b9a9.jpg?width=800)
三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions | 企画展 | 千葉市美術館 (ccma-net.jp)
2.ステファニー・クエール Animal Instinct(Gallery 38)-2023/6/17-
金沢のKAMUkanazawaの1つであるKAMUCenter2階にある展示が最初の出会い。1階のレアンドロ・エルリッヒの「INFINITE STAIRCASE」が有名だが、2階のステファニー・クエールの作品もかなり印象的だった。今回東京で個展が開かれるということで、ぜひとも見学にと向かった。触れられる距離で作品を見て、個人的には朝倉文夫の猫の彫刻と同様に、今にも動きそうな感じの作品の質にすごさを感じる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125941980/picture_pc_927ee37afb06efc2c623cec96fc5125b.jpg?width=800)
>> ステファニー・クエール — Gallery 38 (gallery-38.com)
3.ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築(東京シティビュー)-2023/3/18-
海外の建築家としてほとんど知らなかったのだが、この展覧会を見たおかげで新たに気にかける対象が増えた。海外を含めとても特徴的な建物で、現実に建築模型ではなく出来上がるのだろうかと思ってしまうような感じだったが、今年麻布台ヒルズができたことで改めてこの発想に驚いた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126015542/picture_pc_63cdbeabb53909364290a2c5710e952a.jpg?width=800)
ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築 | 森美術館 - MORI ART MUSEUM
4.戸谷成雄 彫刻(埼玉県立近代美術館)-2023/4/16-
埼玉県立近代美術館の建物を見に行くことが半分理由だったが、見学してよかったと感じる展覧会だった。深く理解することはこれからと思うが、作品からの圧が強く、実はこれまでの数点見ていたが、ここまでまとめて見るとその重厚感に圧倒される。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126015599/picture_pc_6108c554203ef2afd40e6a53eca431ee.png?width=800)
2023.2.25 - 5.14 戸谷成雄 彫刻 - 埼玉県立近代美術館 The Museum of Modern Art, Saitama (spec.ed.jp)
5.大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ(国立新美術館)-2023/11/23-
今年、弘前れんが倉庫美術館で開催されていた個展が見たかったところだったが、今回東京でということで見学。インスタレーション好きとしてはとても印象的で好きな作品を見ることができた。暗い中に漂う布と光を見ていると何か心落ち着く気分になるのは不思議な感覚。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125942023/picture_pc_f3ed873fbce80571945d354508ef163a.jpg?width=800)
大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ | 企画展 | 国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO (nact.jp)
素晴らしい作品に出合えたことに感謝です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?