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週末散歩_Vol.8

渋谷編(2024/1/20:土曜)


1.まずは 美術館へ

今回の目的は松涛美術館。渋谷駅から向かう場合、道玄坂の坂道を登っていく必要があり、そこをどれだけ楽ができるかがポイント。大きくは3つのルートが選択できる。
1.旧東急本店前の道経由でのルート
2.近場の駅からのルート(神泉駅から)
3.渋谷マークシティを通るルート
私は3のルートを使うことが多い。神泉駅まで井の頭線を使う時間があれば現地に行けてしまうこと、道玄坂の勾配を渋谷マークシティを通ることで楽に行けることがポイント。
渋谷では井の頭線に乗るルートを通りEASTビルにの2階に向かい、そこで2フロアー(4階)に上がることでWETSの連絡通路を通り平坦に進むことができる。そこからは円山町の細道を通り向かうことになる。この部分は感覚で進むことが多く急坂に出くわすこともあるがそれもいいかと。とりあえず松涛2丁目の交差点の1つ手前の細道を曲がるところに出れば松涛美術館はすぐ。

松涛美術館までの経路

2.「前衛」写真の精神: なんでもないものの変容

昨年11月・12月に他の展示会のついでに常設などを見る際に偶然、繰り返し見た写真が大辻清司さんだった。「陳列窓」、「航空機」など静物の写真ではあるが何か不思議な雰囲気を感じ、今回大辻さんを含めた方々の展示があるということで見学。2023年は今回展示されている瀧口さんが生誕120年、阿部さんが生誕110年、大辻さんが生誕100年、そして牛腸さんが没後40年という節目の年でこれが開催の動機の1つとのこと。
そもそも前衛写真ということを含め、写真の世界での歴史を知らないため、そこから大まかな理解をしつつ写真を見ていった。写真に写るものは、展示会の題名通り「なんでもないもの」や「なんでもない風景」。でもこれらを見ているとその当時の雰囲気が見えているように思えた。
大辻さんは山口勝弘さんとの親交、実験工房との絡みなど前衛芸術との関係もあり写真や絵画といった領域を超えて交流があった様子。そういった領域にこだわることに意味はないんだろうとそんなことも考えてしまった。

松涛美術館

3.昼食そして次の展示へ

旧東急本店の前にある、野菜炒め ベジ郎 渋谷総本店で昼食。こういったところはほしいものを積み上げると本当に大盛りとなってしまうので初回でもあり、ベースのしょうゆ味で控えめに注文。油には気を付けつつ(食べ過ぎてしまうので)満足であった。味付けが味噌やポン酢などもあるため、今度は頼んでみよう。

肉野菜炒め

次にGAギャラリーへ。以前次の場所に向かった際には、代々木から歩いて向かったのだが、その際に改めて見つけた副都心線の「北参道」。今回はここから向かうことにした。改札を出て、3番出口から向かうのだが思ったよりここがわかりにくいところ。ホームや階段もかなり手狭なところに作った駅のようで、余裕のある構造ではない様子。とはいえ、ここに駅はかなり利便性が高い。

3番出口前の地下通路

4.PLOT 設計のプロセス展

写真が撮れず残念ではあるが、最近のプロジェクトに関連する模型や図面など試行錯誤の様子が見える展示。最近徐々に知っている建築家も増えたこともあり、この人だとこんな感じで考えていくのかその一端が見える。東京Torchなどこれからできていくものの内容もあり実物が楽しみ。

GAギャラリー

5.最後に

所要時間:約3時間半
渋谷(10:30)→松涛美術館→GAギャラリー→北参道(14:00)
お疲れ様でした。

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