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週末散歩_Vol.24(東京)

東京編(2024/7/20:土曜)


1.熱い中、竹橋へ

東京駅に着いた後、歩いて竹橋へ。この暑さを避けるため地下道を通ってできるだけ近くまで。
となると、日経ビルが1番近い位置で大手町駅を端から端まで歩くことに。勝手知ったる道のため迷わずに進むが、さすがに、皇居沿いを歩くとすぐに汗が。
竹橋にあるパレスビルの中に逃げ込み、コンビニに立ち寄り、ひと休み。
涼んだ後で、東京国立近代美術館に。

東京国立近代美術館

2.TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション

さて、今回は企画展。3つの美術館で所蔵する作品をテーマごとに並べるというもの。
東京の東京国立近代美術館、大阪の大阪中ノ島美術館そしてパリのパリ市立近代美術館。
パリの美術館に関する知識はほぼないが、3つの美術館が持つコレクションをベースにテーマに応じた各美術館の持つ個性を引き出す展示。
すでに認識している佐伯祐三さんや萬鉄五郎さんは「さすが!」という作品。そんな作品がある中、「これもここに」と思う作品がいくつかあり、再発見という場でもあった。

<気になった作品>
・佐伯祐三 《郵便配達夫》
・萬鉄五郎《裸体美人》
・ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》
・岡本太郎 《コントルポアン》
・古賀春江 《海》
・北代省三 《モビール・オブジェ(回転する面による構成)》
・倉俣史朗 《Miss Blanche(ミス・ブランチ)》

<テーマ>TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
<会期>2024年5⽉21⽇(火)-8⽉25⽇(日)
<時間>10:00-17:00(入場は閉館の30分前まで)
<展示会場内写真>  可 (一部不可)
<巡回>大阪中ノ島美術館 (9/14~12/8)

3.空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン

竹橋から戻り、東京駅に隣接する東京ステーションギャラリーに。
幻想的で柔らかい画風のイメージを持っていたため、なんとなくせわしない最近にひと時の穏やかな時間をと思って見学。
しかし、実は作品を見ていくと、環境破壊・人権問題など厳しい現実に対する告発のような作品が多く、その意図について考えさせられるものが多かった。
作品に描かれる人物が無表情で、物寂しく冷たく感じるのはそれが要因の1つなのかもしれない。
版画、彫刻など水彩画やドローイング以外の幅広い表現もされていたことも知らなかった。
今回は再発見が多い散歩であった。

<気になった作品>
・見知らぬ人
・秘密

<テーマ>空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン
<会期>2024年7⽉13⽇(土)-9⽉23⽇(月)
<時間>10:00-18:00(入場は閉館の30分前まで)
<展示会場内写真>  不可
<巡回>名古屋市美術館(2025/1/11~3/23)あべのハルカス美術館(2025/4/5~6/22)

https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202407_folon.html

4.最後に

所要時間:約4時間
東京(12:00)→ 東京国立近代美術館 → 東京ステーションギャラリー → 東京(16:00)
お疲れ様でした


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