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週末散歩_Vol.5(年末年始)

 木場編(2024/1/4:木曜)


1.まずは 美術館まで

木場にある東京都現代美術館は木場・清澄白河などいくつかのパターンで行くことができる。駅から徒歩もあれば、バスで美術館前までもあるが、最近は清澄白河から徒歩が基本。さすがに1月4日だと通り沿いのお店も空いているところはまばら。これだと昼食は帰りがけと覚悟して鑑賞をじっくりすることに。。

東京都現代美術館

2.豊嶋康子 発生法 ―天地左右の裏表 展

今年の現代アートのスタートは豊嶋康子さん。
身近なものや木材をベースに世の中の制度や慣習に対する問題提起をする作品をいくつも制作している。実際に作品を目にするのは初めて。
普段は解説など読まずに展示を見るスタイルだが、今回は理解する糸口が見えず、解説を見ながら伝えたいことを探し続ける作品が続いた。見るだけでは何もわからず終わりそうな気がして、でも、何か伝えたい意図があることは感じられる。そういう個展はひさびさ。少しでも何か感じ取れればとセンサーを張り巡らす感じだった。
当然全てを理解することはできないが、普段の生活の中での気付きや考えるきっかけになる面白い個展だった。

<気になった作品>

・マークシート
・定規
・口座開設

3.MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ、MOTコレクション

若手作家の作品を中心とする展示。私にとっては、新たな作品や作家との偶然の出会いの場となっている。
今回は、昨年のお台場のイベントで気になっていた後藤映則さんの作品、今麻布台で個展が開催されているオラファー・エリアソンのインスタレーション・アート以外の作品、2年前に気なっていた本を素材とした作品を作る福田尚代さんの作品を見ることができた。
今年も「ついでに」というところにひと手間をかけ、色々な作品をみることに労を惜しまないようにしたい。

Heading

<気になった作品>
・Heading (後藤映則)
・太宰治『人間失格』(荒井美波)
・『海底二万里』(本に刺繍)(福田尚代)

4.最後に

所要時間:約2時間
清澄白河(10:30)→ 東京都現代美術館 → 清澄白河(12:30)
お疲れ様でした。

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