友人が亡くなった

友人が亡くなった。

自殺だった。

高校の同級生で、同じ吹奏楽部。亡くなったのは1ヶ月前だったのだけど、色々な都合で手を合わせることができず、今日、家に伺いようやく手を合わせることができた。行けば、実感が出てくるものかと思ったけれども、実感はわかなくて、本当に死んだの?って感じだった。

でも、色々な話を聞いて、喋って、泣きながらも思い出話になって、少しすっきりした気分だ。

あんなに明るかったのに、信じられない。でも自殺する人はみんなに明るく振る舞って居る人が多いらしく、そういう人は落ちこんだときの気分の急落下が激しく、行動に移しやすいらしい。

自殺の知らせは先月聞いてて、未遂なんじゃないのかとか思ったけど、どうもそうじゃなかった。そこまで悲しんでないつもりだったけれども、やっぱりストレスのせいか、一週間は抜け毛がひどく、髪をかきあげれば、洗面台にたくさん毛が落ちる。仕事のスキマ時間で、気が抜けると涙が出てくる。

友人が死ぬというかと事態未経験で、それが自殺というのだから理解が追いつかなかった。

でも、今日で、やっと自殺前の行動とか、どうのような死に方だったか、現場はどういう状況だったか、気になっていたことを聞けたので、なんで死んだかの疑問以外は解消されて、すっきりした気分。

ご家族と長く話し込んでしまい、長居してしまった。そして、涙も流して、目元が疲れていたり、面会の緊張で、体が疲れている。

9月は全国的に自殺が多い月。特に学生は夏休み明けで行きたくない学校に行かねばならず、それで自殺してしまう人が多いらしい。

彼も、9月頭に、亡くなったのだが、どうやら異動があったらしい。

哀悼しながらも、自分も、みんなもちゃんと生きねばならない。
#自殺対策

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