夢は麻薬、食に興味がない

よく、夢は麻薬だとか、そんなに夢ばっかり見ずに現実を見ろとか芸人なんか辞めて会社員になれ、社会に貢献しろとか、地に足つけろとか言われるけど、全部クソだと思う。
飽きるまで夢は見ていいと思うし、後生大事に持っていていい、執着してもいいし、夢を追っている自分に酔うことも、その夢を追っていることにアイデンティティを見出してもいい。みたいな話を書こうとしている。

とにかく食に興味がない。
どんなものを食べても大体同じくらい美味しいからだ。自分で作ったなんてことない料理も、食べログ3.8の店で食べる料理も、回らない寿司やの寿司も、ぜんぶ同じくらい美味しい。〇〇の店の〇〇が美味しいとか、あの有名な〇〇の〇〇だよ、みたいなワードに驚くほど興奮しない。そりゃあ美味しいだろう。でも私はある一定の閾値を超えた美味しさは知覚できないのだ。目盛りが二つしかない定規しかもっていないので。クソまずいか美味しいかで、大抵の料理は美味しいと感じるからだ。
全知全能の人ってこんな感じなのかなとか思う。何をしてもうまくいく。できないことがない。そりゃあ生きるのに飽いてしまう。成功は失敗があるから輝くのである。
こんなことを言っていると確実にヤバい人だというのは分かっているのでなかなか言えない。
どんなものを食べても同じくらい美味しいってのは幸せな反面不幸だと思う。

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