100点の少年・ルックバック

・コナンの漫画とサッカーボールを持った少年が電車から降りてきて、100点だった。
・ルックバックを映画館で観た。あれだ、あの藤野が卒業式の日に京本に卒業証書を渡した帰り道の描写。圧巻だった。空高くからぐわんと藤野の目線までカメラが落ちていって、雨が降る。喜び。こんな喜びの表現が今までにあっただろうか。歓喜。
初めて雑誌に漫画が載った時のふたりの喜びようをガラス越しに表しているのも良かった。
冒頭の月の目の前がぐわんぐわんと回るようなところから引き込まれて、正直まだ戻ってこれていないし、いま自分が感じているこれが何なのかがぜんぜんわからない。
どうしても誰とも共有したくなくて、一緒に観ていた同行者とは一言も映画について話さなかった。

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