久々のキャンパスライフ

1年半の自粛期間を終えて、久々の対面で行われるセメスターが終わりました。一度オンラインに慣れてしまうと対面の授業に戻るのが大変でしたが、久々に友達に会えて、本当に充実した時間が過ごせました。(これは、サンタバーバラに行った時の写真です)

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しかし、この長いオンラインセメスターを経て4年生(または3.5年生)になった私たちが、必然的に向き合わなければならなければならなかったものがあります。それは卒業後の進路です。

友達との間で、existential crisisという言葉をよく聞きます。Existential crisisを直訳すると「実存的危機」という意味になるのですが、もっとわかりやすく言うと自分が将来何をしたいのか、何のために生きているのかが分からなくなる状態のことを言います。ちょっとオーバーかもしれませんが、コロナによる不安や、今までやってきたことが果たして本当にやりたいことだったのかなどの疑問は卒業を迎える私たちにとって大きな問題になってきています。

経済学を勉強していた私は、少し前までは大学院に進学したいと考えていたのですが、パンデミックという前代未聞の大きな変革が起き、今後の将来を見直すようになりました。今学校で勉強している経済学は理論が重視され、自分が今世界で何が起こっているかについてあまり理解できてないことに気づかされました。もっと世界のことを知るためには、一度社会に出ることが私にとって一番良い選択だと感じました。そして、就職活動を始めることをしました。

しかし、実際に就職活動を始めると、自分にとって何が最適かが分からなくなりました。今までと違って、自分のやりたいこと以外にも、給料や労働時間などの現実的な生活面でのことも考えなければならないので、自分の軸がぐらぐらと揺れているように感じました。また、自分が志望しているところに必ずしも受かるとは限らないので、不安もたくさんありました。

そんな中、このセメスターで将来の悩みについて話せる友達に支えられました。物理学専攻で大学院に行きたい人、医学部の大学院に行きたい人、就職したい人など、様々な進路の人がいますが、それぞれ悩みを持っていて、自分のやりたいことを模索しながら日々を過ごしていることを知り、とても心強かったです。また、Existential crisisだわ〜と言いながら床に寝転がって叫んだり、それぞれの悩みを打ち明けることでより友達との絆が深まったように感じます。

少し暗い話になってしまったので、最後は楽しい自慢話でこのブログを終わらせようと思います、、、学校から車で40分ほどのエンゼルススタジアムで大谷翔平選手のホームランを生で見ることができました!!これは一生の自慢話になると思います。(笑)

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これからも、残りの学生生活を楽しみながら、自分が何がしたいのかを模索していければと思います。これからもよろしくお願いします。

あさか

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