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ZOZOチャンピオンシップ(最終回)

 日本で開催される唯一のPGAツアー競技、ZOZOチャンピオンシップが今年も千葉県印西市のアコーディアゴルフ習志野CCで、10月24日~27日の4日間で開催されます。


〇歴代優勝者

 今年で6回目を迎えるZOZOチャンピオンシップ。これまでの優勝者は以下の通りです。

2019 タイガー・ウッズ
(PGAツアー通算82勝目、サム・スニードに並ぶ最多タイ)
2020 パトリック・キャントレー
(パンデミックの影響により、ラスベガスで開催)
2021 松山英樹
(マスターズ優勝後のPGAツアー通算7勝目)
2022 キーガン・ブラッドリー
(老練なプレーでPGAツアー5勝目)
2023 コリン・モリカワ
(2シーズンぶりのPGAツアー6勝目)

 習志野開催の5大会すべての優勝者がメジャー優勝経験者という本大会。日本にゆかりのあるザンダー・シャフリーが全米プロを優勝したので、おそらく出場する運びとなったら優勝候補最有力となるでしょう。

〇出場人数および大会概要

 出場人数は78選手、4日間のストロークプレーでカットはありません。
 出場78選手の内訳は以下の通りです。

・PGAツアー                     60選手
・スポンサー推薦                     9選手
・日本オープンまでのジャパンゴルフツアー賞金ランク上位  8選手
・日本ゴルフツアー選手権優勝者

〇有資格者第1号

 出場選手第1号となったのは、先日の日本ゴルフツアー選手権で優勝した岩田寛です。
 岩田は2年ぶり3回目の出場となります。

〇懸念点1:DPワールドツアーとの兼ね合い(日程面)

 ZOZOチャンピオンシップ開催週にDPワールドツアーは、韓国でジェネシス選手権が開催されます。
 次週から始まるファイナルシリーズに向けて、レーストゥドバイで50位以内をめぐる戦いが行われます。
 DPワールドツアーから来年のPGAツアー出場を目指す選手にとっては重要な時期に当たりますので、ここを主戦場とする選手たちはZOZOの出場を見送る公算が大でしょう。

〇懸念点2:今年でZOZOとの契約が終了

 2019年から6年間、主催者であるZOZOとの契約が今年で終了。
 こうなると来年以降、どこがスポンサーとなりどこでやるのか現在のところ明らかになっていません。
 賞金総額10億超え、優勝賞金も2億前後を受け持つ新スポンサーが見つけなくてはならない現状ですが、PGAツアー側もアジアのマーケットには魅力を感じており、早々に撤退することもないと考えます。

 今秋、世界最高峰の戦いを再び見てみませんか?

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