hoshi 詩穂

子育てしながら芝居をしています。英検準一級の勉強をしつつ、戯曲創作と、子どもの将来を考…

hoshi 詩穂

子育てしながら芝居をしています。英検準一級の勉強をしつつ、戯曲創作と、子どもの将来を考えてお金の勉強もしていきたいと思ってます。

最近の記事

お産のこと、人生のこと

出産した直後、助産師さんや先生に、お産がどうだったかと聞かれて、さまざまに感じたり、身体が直に体験したことがあったけど、それをどう言葉にしたらいいか分からなかった。 長い長い陣痛は、懐中電灯を持たずに、ただひたすら暗闇を独りで歩くような思いだった。 母もいて、主人もいて、助産師さんもいてくれるのだけど、皆の支えがなくては、とても乗り切れないのだけれども、それでも、そのトンネルを渡れるの私だけで、最後は自分の身一つでなんとかするしかなかった。 そう考えると、お産は人生に似

    • 自分の幸せと子どもの幸せの両立

      子どもが生まれてから、仕事と子育ての両立が自分のテーマだと思っていた。 でも昨日、知人たちに話しを聞いてもらっているうちに、自分のテーマは、自分の幸せと子どもの幸せの両立なんだと思った。 おんなじようなことかもしれないけど、私の場合、芝居をしていて、芝居だけで食べていくのは難しいから、他にも収入源を考えなくてはならなくて、子どもが生まれてからは、なおさらお金が必要で、そうなると仕事と子育ての両立という枠では収まらなくなる。 3つの草鞋を履くと考えたこともあるけど、それだ

      • 母歴8カ月

        去年の今頃はまだ息子が生まれておらず、ひとりでぶらぶら出かけていた。 今のうちにと思って、美術館や芝居を観に行ったけど、子どもが生まれてからも、なんだかんだ色んなところに行けるんだと思った。 インスタレーションのような体験型の展示ならベビーカーでも行きやすかったし、家族に面倒を頼んで、知人の公演にも行かせてもらった。 子育てが始まる前は不安で、暗いイメージもあったけど、息子と初めて目が合った瞬間、この世にこんな愛おしい存在があるのかと思った。 その後、睡眠不足で辛いと

        • モノクロ携帯

          携帯の音量を下げようと思って、横のボタンをいじったら、突然画面が暗くなった。 以前Noteで、白黒にすると携帯を触らなくなると読んだことがあったので、その影響だと思う。 ピンクや黄色の箇所が見えづらいけど、ないはずの色が補正されて見えたり、シロクロ写真みたいで面白い。

        お産のこと、人生のこと

          考える喜びとか面白さ

          今、来月の英検準一級の試験に向けて勉強している。 以前は単語を覚えることを重視して、例文はパッと読んで終わりだった。 東大生の動画を見ていたら、英文だけを読んでちゃいけない、何が展開されていくか、筆者の心を読んでいかなければならない、というようなことを言っていた。 少し遠回りになってもいいから、すぐに日本語訳を読むのをやめて、考えて読んでみることにした。 気になった箇所も調べて精読していくうちに、これだと試験に受かる効率は下がるのかもしれないけど、楽しい、と思う瞬間がや

          考える喜びとか面白さ

          「父」

          昨日、父のラインで泣いてしまった。 息子を寝かしつけ、旦那さんも歯を磨かないで寝てしまって、単語を覚えながら、父とラインをしていた。 特別なことがあったわけではなくて、仕事が入るかもしれなかったので、息子の面倒を頼んでいたけど、その必要がなくなったので連絡した。 オーディションで決まらないことは常なので気にしてなかったけど、父の、なにげない一言で、急に涙が込み上げてきた。 たとえ身内であっても、親心からでも、誰かが見ていてくれて、嬉しかった。

          「焼肉きんぐ」

          今日は家族で、千川にある焼肉きんぐに行ってきた。 子どもが産まれると、外食がしずらくなると思っていたけど、ファミリーレストランなら、気軽に入りやすく、お店の人も、来ているお客さんも、子連れの光景に慣れてくれている。 電車に乗らないと行けない距離だったけど、知らない近所のお店より、勝手が分かって、安心できるほうがいい。 赤ちゃん用の椅子や、オムツ交換台もあって、焼肉きんぐに行ってよかったと思った。

          「焼肉きんぐ」

          「生きる」

          息子が生まれる1年前、渋谷のジュンク堂を歩いていたら、谷川俊太郎の詩が書いてある「生きる」という絵本を見つけた。 「生きる」というタイトルと、素朴に描かれた日常の風景がいいなと思った。 その時はまだ子どものことを考えてなかったけど、後で旦那さんが、言葉をちりばめておくと言ったのを聞いて、買っておいてよかったと思った。 絵本は、大人も楽しめる。少ない言葉から、大事なことを考えたい。

          「生きる」

          「でる順パス単 英検準1級」

          「でる順パス単 英検準1級」をひたすら声に出して読んでいる。 ユーチューブに出てる人が一日8時間勉強したと言っていて、時間を測ってやって見ると一昨日は2時間、昨日は3時間半だった。どうやったら8時間もやれるだろうと思うけど、とにかくやろうと思う。 一昨年の秋に英検2級を受験して、その時、準1級の会場に入っていく人がやたらとかっこよく映った。それから、1年かけて準備しようと思っているうちに、どんどん勉強しなくなり、よけいに難しく感じるようになってしまった。 英検なんて必要

          「でる順パス単 英検準1級」

          「スプートニクの恋人」

          学生らしき人が、村上春樹の「スプートニクの恋人」を電車の中で読んでいた。文庫カバーを剥きだしに読んでいる姿がよくって、読みたい本リストに追加した。 その時は、スプートニクが、ロシアが打ち上げた人工衛星の名前だと知らなかった。 初めて村上春樹を読んだのはエッセイで、その次もエッセイで、小説を読んだことがないまま、彼の真似をして、早起きやランニングをはじめた。 「騎士団帳殺し」が初めての小説で、その後、村上春樹を知るなら「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読め

          「スプートニクの恋人」

          「ODD ONE OUT」

          「ODD ONE OUT」という英単語帳を買って、日課にしている。 英検準1級の単語を覚えていたら、微妙に違うスペルや、似た意味の単語が増えてきたので、整理したいと思っていた。 息子と本屋さんをぶらぶらしていたら、やろうとしていたことをすでにやってくれている単語帳に出会った。しかも、四択のクイズ形式になっているので、本番の感覚も味わえる。 補助的に使ってもらえればと書かれていたけど、例文も省かれていて、字も大きく、圧迫感なく楽しめていい。

          「ODD ONE OUT」

          「やりたいことを全部やる!メモ術」

          「やりたいことを全部やる!メモ術」を読みました。 著者が会社を始めたころ、教養を高め、他の会社経営者とコミュメーションを取るため、年間365冊ほど本を読み漁っていたと書かれている。 私は考えるのが好きだけど、頭に入っている情報が少なく、さらに、古く偏っているため、考えようにも、ただ悩んでしまうようなことになっているのかなと思った。 知識より考えることが大事だと思ってきたけど、何にも入ってなければ考えることはできないなと思う。目的が逆さまになってはいけないけど、新聞でも本

          「やりたいことを全部やる!メモ術」

          「お客様目線でうまくいく保険窓販5つのステップ」

          「お客様目線でうまくいく保険窓販5つのステップ」を読みました。 保険に興味があったのではなくて、知人の宮原さんが書かれたということで読んでみたかった。 宮原さんは売れる本じゃないと言っていたけど、とても価値のある本、行為だと思った。 保険のことを全然知らない私が、できそう、に留まらず、保険の仕事をやってみたいとまで思った。 それは、素人の私でも分かるように組み立てられていたこと、そして何より、仕事とは何であるか、タイトルのとおり「お客様目線」の姿勢がかっこよかった。

          「お客様目線でうまくいく保険窓販5つのステップ」

          「誰も教えてくれないお金の話」

          「誰も教えてくれないお金の話」を読みました。 来年やりたいことの一つが、お金の勉強なので、まずは簡単に読めそうなマンガから入ることにした。 当たり前だけど、知らないことは分からないし、勉強しないと分からないままで、そうすると悩むしか術がなくて、とても辛い。 本の中で、「お金のことで悩むのではなく、お金のことを知って、考えてほしい」というようなことを言っていた。 旦那さんに、後天的に身に付けた私の才能や個性って何?と尋ねたところ、頑張り屋なところ、と返ってきた。 もっ

          「誰も教えてくれないお金の話」

          「映画の言葉を聞く」

          「映画の言葉を聞く」を読みました。 早稲田大学に、映画監督とか俳優が招かれて、そこで話されたことが書かれている。 勉強になるな、と思う一方で、あんまりすごい人の話は参考にならないなと思った。すごいなと思っても、自分がやれなければ意味がないし、比較して、虚しくなるのも嫌だと思った。 極端なことに惑わされず、自分のできることをしていきたい。 でも、是枝裕和監督はすごいのに、普通のことを話していて、すごいなと思った。

          「映画の言葉を聞く」

          「君たちはどう生きるか」

          「君たちはどう生きるか」を読みました。 息子に読んで欲しいと思ったけど、自分が必要なときに自ら進んで読まないと、あんまり意味がないと思った。 でも、本棚に置いておくことはできる。昔、学生のころ、夜中に何もすることがなくて、納戸の本棚を漁りに行ったら、つかこうへいの「広島に原爆を落とす日」を見つけて、そのまま朝まで読んだことがある。 ただ自分で選んだ本を読むのと違って、人が読んだ本を読むのは、特に家族の本は、作家の中身だけじゃなくて、それを読んだ人の中身も覗いている気分に

          「君たちはどう生きるか」