先の話

僕はいつだか教わった
人生とは辛く険しいものだと
子供の頃はなんとなく聞いていた
今になってやっと理解出来る

明日が不安で夜も眠れなかった
朝が嫌いでずっと寝ていたいよ
ずっと描き続けてきた夢に
今はどれだけ近づけたんだろう

将来の話をするだけの
子供だった

なのに気づけば僕は
乾杯できる年になって
金を稼げるようになって
感謝したいこともできて
その時隣にはきっと

僕の愛すべき人がいて
この先ずっとふざけあって
年甲斐もなく腕を組んで
人生を楽しんで行くんだ

僕らこれからもずっと 僕らのままでいよう
腐った考えに負けないでいよう
僕らの道はどうだろう? わかんなくていいのさ
だから今は今だけは

落ち込んだって泣いたっていい
感謝できる人生のために
今のうちに悲しみを吐き出しておこうぜ
笑い合える人生のために
必要なものそれはきっと
この胸に刻まれている

それはもう言葉には出来ないものでした

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