ピアス

「一瞬だから 痛くないよ」
そんなこと言って 君は笑ってた
「絶対似合うから空けようよ」
そんな言葉で 僕は決めたんだ

ただずっと 一緒にいたかった
そんなことは わかっていた
だから僕は 車を走らせた

ぼくの耳には君の跡 もう塞がっていた
何も無かったなんて 寂しい話
でも君への気持ち 忘れてしまった
あんなに好きだったのに

「友達に戻ろう 私決めたの」
そんなこと急で 急すぎてさ
「また一緒に 遊ぼうね」
その言葉だけ 耳に残った

ただずっと 一緒に居たかった
そんなことはわかっていた
それだけはずっと 覚えてるんだ

ぼくの耳には君の跡 もう塞がっていた
何も無かったなんて 寂しい話
でも君への気持ち 忘れてしまった
あんなに好きだったのに

忘れてしまった それで良かった
埋まらない穴 塞げばよかった
戻る必要も 今は無いと言うさ
ピアスも僕には 似合わないよな

君からのピアス ゴミ箱に捨てた

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