@@@つづいて
例えば全部から逃げていて食べる肉も玉葱も美味く感じるものだし、感傷してるな今ってさあ、感じることもない。本当は具合が悪くなって寝込んじゃうかもしれないけれどそういうのは自分にも分からないようにやってくるから、リアタイで気付くことも早々ない。
4年前より推敲するのを止めた。これって進化?退行かな。僕は終わったって思ったけれど本当は進んでいるとかある? 時折思い出すのはなんか、どうでもよかったタイムラインのことばっかりで、あの芸人は世界に絶望しているから子孫は残さないって言っていたよな(今さっき妊娠報道があった)、とか、すっかり売れているアイドルの顔を見て浮かぶのも彼、おじさんの顔だった。見たことないからアイコンのふやけた線なんだけれど。浮かんでくる、あのさ、彼女の 新曲聴いた? 僕はまだ聴いていないんだけれど。
死んだら聴けないよ。それだけで十分意味になると思ったことを思い出せるけれど難しくて、余りにも過剰な重荷になるくらいに詰め込んだひとつみたいな要素だった。北海道に住んでいて実家暮らしでサブカルチャーに異常な程に造詣が深い人。そういう、人を刺せる言葉を呟く人。刺すってことは抉るってことだから、血だらけになっても平気な顔だったかな。屋台ですれ違えたらいいなあって思ったけれど、きっと一生会わない。会えないし、エモーショナルな話題がひとつも見つからないし、僕はあなたの嫌な所ばっかり知っているからさ。
会いたいと思うのは大概いつも別に好きでもなかった人ばっかりで、よく聴く音楽と同じ味がする。ここが違えばなって、いつも思う。これさえ違ったらいっしょにいれたような幻覚を、今でもまだ抱いている。
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