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最強サボり術 トラックプリセット

突然だが質問をしたい。あなたはどちらのタイプだろうか。
料理をする際
A:料理番組のようにテーブルの上に素材や使う道具が全て並べて見えるところに置いてあり、動かずに全て扱える、可能になる段階になってから料理をするタイプ
B:テーブルの上はまっさらだが、普段使ったりするものが整理されていたら、素材があらかじめカットされた状態で冷蔵庫に入っているタイプ
C:テーブルの上もまっさら、冷蔵庫の中もそのまま、全ては1から始まるスタイル

今回もPro Toolsについて話して行きたいと思います。上の質問、実はそのまま今回の話に直結するんです。
とにかく早くかつ、質の良いものを作るためには実はBが一番気持ち的に楽だと感じています。仮に今日は和食を作ろうってなった時にコンロの上に中華鍋とか置いてあっても邪魔ですしね。
これは音楽で言うジャズを作るのにメタルの音色のエレキギターが用意されていてもメモリを食うだけで意味がないのと一緒です。

皆さんはよく曲を作る際「テンプレート」を用意して作ると思います。
このテンプレート、一見ものすごい楽だと思うのですが、作ったことがある人はわかると思います。
立ち上げた後、結局いらないものを消したり、ないものを立ち上げ直したりすると言う手間が発生するものです。モノクロの絵を描くのに赤の絵の具とか出されても…ね。

なので私はまっさらな状態で立ち上げ、トラックプリセットという機能を最大限に使用してロック曲などを作成しております。

こんな感じに現れます。

これをすることで今回の曲にあったベースやドラムなどをささっと、かつ加工済みで使うことが可能です。

今回はある意味半テンプレートの作り方を説明していこうと思います。

1.音量はマイナス15dbで統一

トラックを立ち上げていくと始めは0dbで立ち上がります。これでも全然構わないのですが、すぐにピークの赤ライトがついてしまい心持ちよくありません。なのでインストゥルメントで立ち上がるものに関しても僕はわざわざトラックプリセットを用意しています。

このように立ち上げる数もいちいち左の数で打たずに設定しておけばパパッとできるのでオススメです。ちなみに下のコードやメロディはコードアシスタントとかがないPro Tools様に打ち込んで覚えておく準備用の物と、仮メロようですね。

2.AUX、VCAもトラックプリセットで作っておく

リバーブやドラムだとパラアウト、その時の一括音量のVCAもここで作って登録することができます。これは是非やっておきましょう。作り方は全く一緒です。なんならば昔作った曲のセッションファイルからそのまま登録するのも全然ありだと思います。

3.コンプリートトラックプリセットを用意する

たまにこんなことがあると思います。
「これ、ベース入れるのはわかってるんだけど、アコベ、エレキベース、シンベ、アップライト、誰が合うだろう…」
こんな時は全部立ち上げて音を出した方が早いです。そう言う時のために全てが入ったコンプリートボックスのようなものも作っておくことをオススメします。

今回は以上となります。
次回の記事では一つ一つ詳しい作り方と、使用ソフトを説明しながら、どのように作っているかを乗せ、面倒くさいかつ、音欲しいと言う人用に有料記事の部分ではダウンロードリンクを貼る予定です。中身は無料を見れば全く一緒なのでめんどい人向けのみ購入すると良いと思います。

でわでわ

#音楽 #作曲#DAW#Tips#ProTools#pro#tools

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