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働くのに、身元保証人書とか秘密保持誓約書とかを書くのが憂鬱だ
労働という対価を与えているにも関わらず、どうしてそこまで労働者に責任やもしものときの損害に賠償を求めるのだろう

こんなのがあると、働くのも厭になって来る

企業は労働者をそう思ってみている
対等だなんて思ってはいないのだ

なんというのか、その大したことのない給料程度で労働者をよくもまあそこまで縛れるものだね

まあ、もしものことがあるから不安なのはわかるが、それがために労働者の日常生活での活動を制限しその可能性の幾らかを亡くしてしまいかねない内容で以てして、社会全体としての生産量はどうなるのだろう

減るだろうし、それはいいことなのだろうか

それは任意だといいながら、殆ど半強制的なものだ

就労規則なる規則だけでも十分であろうに、そこから更に何か条件を追加でつけて来る

それ自体で企業と労働者の関係など対等ではなく、企業優位だとわかる

解雇については、お互いに合わないとなれば、すぐに解雇が出来た方がいいだろうし、揉めればお金で解決すればいいと思う

何かと、もしもの保険に労働者を縛り付けるような任意の契約をさせてくるのが女々しくて嫌いなだけなのだ

そのくらい企業が面倒みてやれと思うのだ
それが出来ないのだったら、そもそも雇わず、雇ったとしてもすぐに解雇してしまえばいいと思うのである
その方が楽なのだ

結局は金で、もしも話の先にも損害賠償という金である

ああ、本当に厭だ

そして、賃金に見合わない契約書で労働者を拘束するのだ

それは、労働者を酷く敬遠させている

なんというのか、就労の時間や勤務場所まで企業は指定し、労働者はそれに反対することも出来ないこともある

そういった契約を結ばせようとしてくるところもある

それも任意とかいいながら、拒否したらどうなるか考えればわかる話だ

企業は労働者を人などとは思っていない
当然だが、モルモットであり、働く機械、ロボットなのだ

いうことさえきいていればいいと使用者は考えていることであろう

こういう世界に住んでいるのである

この世界にははやく終わってもらいたいところだ
人間を働かせるなんて、とんでもない重罪になってほしい

ロボットが全部やるようになればいい

そうなるまでに何十、何百年かかるか知らないが、そうなってほしいと切実に思うのである

働かないとやっていけないとか、考えただけで反吐が出る

労働者が受けて来た損害を企業が賠償して滅ぶのだ

私は経営者に憧れていた節もあったが最近では経営者が憎い

労働者を下にみている、信用信頼などなく、企業有利な契約を交わさせ、出来るだけ低賃金で雇おうとしてくる

やつらは利益を上げることだけを考える必要があるから、そうするが、その癖に大した事業もしてないのだ

労働者は波風を立てないように己を出さず、見て見ぬふりこそしているが、内心では、ここを改善しろよとずっと思っているところがいくつもあるのだ

それが凄腕の本当に凄い経営者だったら、そもそもがその仕事はどうであれ事業内容には何も思うことはないであろう

大した能力もない癖に、ゾンビのように経営して労働者を使用し、企業優位の契約をさせ、対価に合わぬ仕事をさせるのだ

ああ、これが世界か
世界はそれをおかしいとわかっているが、おかしいといえない
それでまわっている世界を壊すのがこわいのだ

だから、見て見ぬふりをして、我慢して今日も労働しているのだ
誰も褒めてくれず、貰える報酬は仕事内容に見合っていなくとも、働くのだ

従順に飼い慣らされて犬になっていく

ああ、労働者は犬なのか

そうやって苦言を呈したり、企業に損害を与えることをいうと、損害賠償請求してくるのだ

そういう契約だからといって、そのリスクも考えて労働者は何も言わなくなる

秘密保持のために何もいわなくなる

そういう契約だからだ

しかし、その壁を乗り越えてでもおかしいと感じて、どうにかしないとと思った時に、誰かが立ち上がって、その闇が暴かれるのだ

私にはそんなことは出来ない
もし仮に働いていたとしても、そんなことは出来ない

労働者として企業と戦うということ
それは幾らかは必要だろう

そして、私は労働者をやめる
必ず労働者をやめて、自分でやっていけるようになる

そうしなければ、企業に使い潰されて×ぬだけだ
特に、大した学歴も能力もなかった私には猶更希望などない

労働をするにも色んな仕事を転々とするのがいいだろう
そうしなければ、俺は奴隷になって隷属して腑抜けされ骨を抜かれたつまらぬ男に成り下がってしまうだろう


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