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誰かがノイズになって話がしにくくなる
空気を読む
結果、本当に言わなくてはならないことがいえなくなる

空気を作ってしまっていることへの自覚はないようだ

よくわからんがいちいち空気を読ませてくる
あいつら人間は空気を読ませて、話をどうでもよくするのが好きならしい

何も考えていないのであろう
というより、考えていたとしても空気が優先されて本来の知性が発揮できずに迷妄してしまうのであろう

指揮系統が乱れると死ぬ脆いシステムの中で生存してきたのであろう

わたしは頭を悩ませた

脆すぎる

感性がもう違いすぎた
同じ一族であれ、組織であれ、それはもう異世界の住人と会話しているのと同様だ

彼らには彼らの世界があるし、生きてみえているものが違う
しかも、別に考えているわけでもない

わたしはそれを理解していた

悪いものではない
彼らは祝うのが好きであった
彼らは慣れ合いを好んだ

わたしにはないものをもっていた

それをぬくもりだとか愛だとかいった
そういった感情のやり取りを好んだ

わたしはそれが理解できなかった
そこまでなにかを愛すること
世界がそうさせているのか

彼女自体が弱くなったからなのか

わたしにはわからなかった

生命として子を産む
子を産み子を愛すること
それは女に産まれた結果か

男だったらどうだっただろう
誰かを孕ませて産ませる
産まれた子を愛し育てる

子に恨まれ憎まれることに気が付けず、愛し続ける

ああ、愛は与えられても、望んでいるものが与えられるわけではなのだなあ

望むものは己が手で手に入れるしかないのだ

しかし不安なのだろう

それがわかっていても、過剰な愛を与えて受け取らせて、確認し合う

あたしはあなたを愛していると

そうして、愛が返って来るのを確認して、安心する

そこに安全はない
そこに未来の保障はない

私はもっと他にしておかないとマズいことがあるのではと考えていた

彼ら彼女らの愛をわたしは知っている
十分に与えられた

だから、不安にならなくてもいい

そんな風なことを思っていた

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