颯砂希　棚ぼたをさらっていくのに非常に適した人物

　サッサー。君は優しい。未だにちょっと苦手な風真氏から逃げていたら、いつのまにかおおらかでよく笑う、広い背中に隠してもらえててそれがサッサだった、という感じ。めちゃくちゃアピールされてた、とかぐいぐい来られた記憶はあまりなくて、あれあれいつのまにか四人でいる時もサッサの隣にいると安心できるなあ（風真氏の盾になってくれるし）、と思っているうちに彼とのエンドを迎えた。非常に優しくて良い奴である、サッサ。

　

サッサに関しては、通常告白と真告白以外の、風真＆氷室告白エンド・逆転エンド・友情エンドは全部見てきた。真告白を見てないせいか、陸上部での孤立エピソードの掘り下げはあんまり深くなかったけど、風真・氷室・颯砂のグループ間でのやりとりがすごく可愛かった。（しかし、そのグループにマリィはいなくていいんじゃないか、三人でじゃれててくれればそれでいいんじゃないか、という気持ちは常にある。）

　ちょっと下世話なことを言うと、前の記事でも書いたけど彼はたぶん絶倫。

“クリスマスパーティーの時、披露宴みたいじゃんとかいって調子乗ってるサッサ可愛いかった。この無邪気さなんだろう。嵐さんの天然ともちょっと違うんだよね。調子乗ってるけど嫌味じゃない、これが令和のティーンかと婆さんは新鮮でした。最初に名前呼びしてくれる時に「照れ臭い」といいながら「10回呼んでみる」というサッサ、オメーは絶対絶倫だな。”

  初詣の時にそわそわして時間調整のために近所何週も走り回ってたらしいし、体力ありあまり過ぎてる。ぜってー絶倫だろ、オイ。

　プールのジャクジーで一緒に温泉妄想したんですけど（語弊がありすぎる）、さすがにやばいのでもう出よっかって言ったときにサッサが「俺、向こう向いておくから」って言った時は笑った。マリィは「温泉じゃないよ！水着着てるよ。」ってツッコんで、「ああ、そうかw」って流れだったんだけど、俺にはわかる。違うよな、勘違いしてたわけじゃないよな。ジャクジーから上がるときの雫が滴る肌とかヤバいよな、水に入る時もイイけど、水から出る時の爪先とかもイイよな。それ見たらヤバいよな。ちょっと反応しちゃうよな。水着だからすぐわかっちゃうしな。わかる。うん。サッサ、お前の思考が俺にはわかるよ。

　四人デートもいろいろいけて楽しかったけど、「深海魚とイノリの相性が良すぎる」って台詞が可笑しかった。まだイノリの深海魚スポットのときめき会話聞けてないから今度連れて行こう。

　風真氏は簡単に好き状態になってしまうし、そのせいでか知らんけど体育祭の玉入れで初めて負けた。私はサッサとチームで、風真は敵だったんだけど、「二人を勝たせてたまるか」の圧が強すぎて負けた。強い。怖い。

　そして風真氏がときめけば強制的にクリスマスに拉致られるシステムのせいで、サッサのクリスマスイベントはまだみれてない。真ルートで確認するしかないね。

　そう、三年目のクリスマスまでは風真氏もまだあきらめずにゴリゴリ彼氏面してきてたんだよ。それなのに、バレンタインになったらさ、三人揃ってチョコねだりにきて、サッサが「みんないたらやりにくいよな、おれひとりになっておこ。」と言ってその場を離れるんだけど、ぴんときてない風のマリィに風真氏が「気付いてやれよ。」って背中を押してくれるんだよね。

　どうした、風真。どこで心境の変化があったんだ、とこっちが動揺した。

　サッサの風真＆氷室エンディングでの風真はサッサとマリィについて

「そーですか、そりゃよかったな」と希くんの肩に手を置き

　だってよ。（エンドより引用）

　本当に？そんなことすんのかな。その肩に置かれた手にナイフとか握ってませんかね、怖いんだよ私は本当に彼のことが。

　さて話変わって友情エンドで卒業の一日前に、まだ帰ってこない風真氏の話をイノリとサッサとしてるのも可愛かった。イノリが「ちょっとイギリスに思いを馳せてたんです。」って言った時爆笑した。こんな時にも風真氏の名前を出そうとしないイノリのプライドを感じる。

　しかも卒業式当日、やっと風真氏が戻ってきて、三人が卒業だねって笑い合っていた時にイノリが拗ねるのめちゃくちゃ可愛かった。「なんでもいうこときいてやるから許せよ」というサッサに、イノリが「言いましたね。」って眼鏡かけなおすからすごい無茶なこと言い出すのかと思ったら

「来年も……ここで会えますか？」

　ってもう！！

　僕の卒業式にもみんなで来てねってことかよ、もう！なんでそんな可愛いこと言うの！友情エンドはイノリが全部持っていった。すげえ可愛かった。

　とりあえずメインキャラは何らかのエンドは迎えたから、次は隠しキャラでもしようかな。