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今年最後の買い物〜Micro Nikkor Auto 55mm F3.5

なかなか思うようなものに出会わなくて、ずっと欲しかったのに手に入れられなかったレンズをようやく買った。

本当は二代目のPか三代目のP.Cが良かったのだけどAmazonで注文したら手違いなのか確信犯なのか送られてきたのは初代のAutoだった。
いつもなら返品してしまうが、入手までずいぶん引っ張ったせいか「これも運命」とばかりに悟りをひらいてしまい、さらにはレンズフードまで付いてきたのでよしとすることにした。
初代は1963年発売で1970年に二代目に代わっているからぼくの生まれたころのレンズということになる。
まぁこれも「運命」なのかも知れない。

ぼくはプロの写真家でもないし、カメラやレンズに専門的な知識があるわけでもないから画質がどうとかの記事は書かないようにしている。
こういうのは数値化しない限り「好き」「嫌い」の範疇は出ないと思っているし、他人の好き嫌いの話を延々と聞かされたところで何かの参考になるとも思えないから、そういう部分は実際使ってみて自分がどう思うか、ということに尽きる。

でもこのレンズに関しては、あちこちでこのレンズで写した写真を見たりする中で銀塩時代のレンズでありながらデジタルカメラで使っても見事な写りをしているのが分かっていたので、ぜひとも使ってみたいと色々物色していたのである。
ボディはとてもきれいで目立つ傷もなく、レンズ自体も気になるような汚れやキズも見当たらないから、年代の割に丁寧に使われていたもののように思う。

マイクロニッコールと銘打っていることからも分かるように、このレンズはマクロレンズである。
マクロレンズは無限遠にもピントが合うから、こういうレンズを標準レンズとしている人を見たことがある。
それこそレンズの先端が被写体にぶつかるくらいまで近寄ることができるから目では見えない世界を写すことができるのだ。

さて今年もおしまい。
見に来ていただいている方、本当にありがとうございました。
来年もよろしくです。

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