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閑話休題

Canon PowerShot SX280HS

雑に扱うせいかキズだらけ。
Pに入れたまま全然いじらない。

さて。
古いカメラばかりを紹介しているけれど、ここらで今メインで使ってるカメラを紹介しようか、と。

とはいえ2013年発売のこのカメラ。
中古で買って、もうかれこれ7〜8年使っているけれど、全く不満がない。

 簡単にSX280 HSのスペックを見てみよう。撮像素子には裏面照射型の有効約1,210万画素の1/2.3型高感度CMOSを搭載。画像処理エンジンは本機から搭載された最新の「DIGIC 6」だ。

 レンズは35mm判換算で焦点距離25-500mm相当の画角をカバーする光学20倍ズームレンズを搭載。開放F値はF3.5-6.8となっている。広角から超望遠までカバーするため、様々な被写体に対応する必要のある旅行での使い勝手にも期待がかかる。

デジカメWatch

もうこれだけでも無敵ではなかろうか。

 本体サイズは106.4×62.8×32.6mmで、重量は約233g。スマートフォンより少し大きいくらいで機動力はよく、1日中持って歩いても苦になるような大きさではない。20倍ズームレンズを搭載しつつこのサイズに収まっているところは、一眼レフカメラやミラーレスカメラに対して、決定的に有利な点だ。荷物をなるべく減らして身軽に動きたい旅において、この魅力は大きい。

 さらには、撮影地の情報を記録するGPS機能や、スマートフォン経由でSNSなどに写真を転送できるWi-Fi機能も搭載している。

デジカメWatch

ぼくみたいにスマホで何もかも完結するような人にはWi-Fiで画像が転送できるのはありがたい。
というか、こんなの今どき当たり前か。

他にもエンジンがDIGIC6となっていて、なんでも動画撮影時の性能が格段にアップしたとか。
主にノイズや手ぶれ補正の性能らしいが、そこらへんはあまり関係ないかな。

スカイツリー

家からスカイツリーが見える。
東京の、いわばスカイツリーとは反対側に住んでいるから家のベランダから見つけた時はかなり興奮した。

目視では、ああアレだね、と分かるのだけど、カメラの広角側だとまったく分からない。
そこで500mmの望遠を使うと、おお!となる。

広角25mm。
望遠500mm。真ん中のぼんやりシルエットになってるのがスカイツリー。

ニセフォール・ニエプス

ぼくは街中でスナップを撮るのが好きだ。
街中なので当然人は画角に入る。
そうなると色々問題が発生してしまう。

昔から写真はあと一歩踏み出すのが大事だと言われている。
なるべく広角側で被写体へ近づいて撮るのが臨場感があっていいのだけど、もうそんな写真が撮れる時代ではないのだ。
ヘタをすれば捕まってしまう。

日野駅にて。

そんな中で望遠ができるカメラというのは、ある意味解答ではないかと思う。
撮ってしまえばこっちのものとは言わないけれど、スナップ写真はなくなってしまうと写真自体のあり方の一方面を否定してしまう気がする。

例えば明治初年ごろの写真なんていうのは、ものすごく希少で歴史的な意味もあるのだけど、あれもいわばスナップ写真なのだ。
街並みや市井の人々の自然な姿。
そういったものを残していくことがスナップシューターの矜持だと思う。

なにしろニセフォール・ニエプスが撮った写真の始まりは街中をスナップした写真なのだから。

ル・グラの窓からの眺め(View from the Window at Le Gras)

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