第207夜 拙者、ハーフ侍にて候
今夜の写眞機は、KYOCERA SAMURAI ×3.0です。サムライは、ハーフのブリッジカメラです。
当時流行のエルゴノミクスデザインで、縦長の形をしているのが特徴です。
ほぼ、押して撮るだけの簡単カメラなので、スイッチ類が殆どありません。
左のこのスイッチを上にスライドすると、電源が入ります。
電源が入るとレンズが伸胴します。AFなので、シャッターボタンを押せば、勝手にピントが合って、写真が撮れます。ただし、よくピントが迷子になります。
右にはズームの釦と、シャッターボタン。一見、右手で操作かと思いますが、ズームは、上から被せた左手で操作します。
このネジを開けると、電池BOXで、リチウム電池が入れます。多分も今だと、カメラより電池の方が高いです。
背面はデート機能の操作パネルになります。MODEは、フラッシュの切り替えです。DRIVEは、連続撮影切り替えです。
背面は、上に跳ね上がります。見て分かるとおり、フィルム縦送りです。なので、ハーフですが、縦に構えると(縦にしか構えられませんがw)、横構図で撮れます。
DX接点があるので、フィルムを入れれば、感度設定は自動。オートローディングなので、この説明通りにフィルムを入れて蓋をすれば、撮影状態まで自動で準備できます。
フィルム窓があるので、モルト使ってます。モルトがあるのは此処だけで、窓なんて付けなければ、モルト不要だったのに。
底です。背面を開けるレバーがあります。こんな形をしていても、三脚穴は、ちゃんと光軸上にあります。
押すだけ簡単カメラで、自動巻き上げで、しかもハーフなので、デジカメライクにバンバン撮って楽しむのが良いカメラです。諸元なんて書かなくてもいいですよね。
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