第219夜 小さいけど一応ELECTRO 35
今夜の写眞機は、ヤシカのコンパクトカメラ、YSHICA ELECTRO 35MCです。
35MCは、アノELECTRO 35シリーズの中で最も小さい機種です。
レンズは、YASHINON DX 40mm F2.8が付いてます。
ELECTRO 35ですが、レンジファインダーではなく、絞り優先EEの目測式カメラです。ピント環の線を引いてある範囲の距離でゾーンフォーカスで使います。
絞りを絞り値か、お天気マークで合わせたら、あとはシャッタースピードはカメラにお任せの簡単カメラです。
カメラが小さいのでASA感度設定のレバーがやたら大きく見えます。
シャッターはコパルEJ43で、LT(約4秒)~1/500秒・セルフタイマー付きです。
軍艦部はなにもなくランプがひとつ。このランプはレリーズボタンを半押ししたタイミングで点灯し、シャッターが動作している間、点灯したままになっているものです。他のエレクトロシリーズのバッテリーチェックランプがの代わりといった感じです。
左側面には、フラッシュのシンクロ接点が付いてます。
背面も特に何もなく、ファインダーも素通しですが、3点ゾーンフォーカス指針表示があります。
底は、リワインドボタンと電池ボックスだけですね。
電池は4LR44アルカリ電池 1個 です。
中もなにもなく、至ってシンプルです。コニカの様に気の利いたシールなどないのです。
シャッター押すだけの簡単カメラないので、あとは、目測でピントを外さない様に、絞って被写界深度を稼ぐしかないです。「絞れ!」と「慣れ」でなんとかしてください。