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第113夜 打倒VPK

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今夜の写眞機は、コンテッサ・ネッテル社のPiccolette545/12です。日本では、ピコレットと呼んでます。ンテッサ・ネッテル社は、後のツァイス・イコンの前身の会社です。VPKが売れたので、VPKの弱点を潰した形で追従したのが、Piccoletteです。

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レンズはNettar 75mm F6.3です。シャッターはDERVALで、T、B、1/25、1/50、1/100です。うちのは、やや不調で、TやBが使えたり、使えなかったり。

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右が絞りです。絞り値のがないけど、正面向かって右が開放です。

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側面のボッチを押すと、蛇腹が繰り出せます。

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全開にした状態です。VPKと見た目変わりません。

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反射ファインダーも同じです。こっちが縦位置です。

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こっちが横位置です。

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反対の側面に、巻き上げノブと、側面のロックノブがあります。

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巻き上げノブです。形をちょっとだけVPKと変えてあります。

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Zで、側面蓋はロックになります。

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Aで、オープンです。後年のものはoになってます。

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側面を外すと、フィルムユニットを引き出せます。スプールを押さえるバーがついてて、装填が改善されています。

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背面です。赤窓で、番号を見ながら巻き上げます。

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真ん中を引っ張ると、なにやら伸びてきます。

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シャッタープレートの縁にある枠を引っ張り出すと、スポーツファインダーになります。

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赤窓の所は蓋になっていて外せます。メンテナンス用でしょうか。ここに、デジカメを取り付けると、レンズとして使えます。気になる人は"重連カップラー"でググってみて下さい。

ドイツが真似したとなったら、日本も黙ってはいません。なので、明日は日本のVPKの登場です。


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